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2012年総括

皆さん、こんにちは!!

いよいよ今年も押し迫って参りました。

今日で仕事納めという方も多いのではないでしょうか?

振り返って見ますと、今年も様々な出来事がありました。

政治にあっては、各国の指導者交替、アメリカのオバマ大統領が辛くも再選を果たしましが、フランス、ロシア、中国、韓国、そして日本、主要国の指導者が相次いで交替をしました。

ヨーロッパ財政危機、当面の当事国であるギリシャの指導者も交替をしています。

また、日本にあっては、民主党政権の迷走、尖閣諸島、竹島の外交問題の勃発、消費税増税法案の可決、記憶に新しい衆議院選挙での自民党の圧勝など混迷を深めた年であったと思います。

経済にあっては、長引く円高、景気の低迷、家電メーカーの相次ぐ業績不振、貿易収支の赤字転落など、こちらも政治と連動して混迷を深めました。

芸能にあっても、過日の中村勘三郎さんの急逝には驚きましたが、今年ほど名優という方が亡くなった年はないのではないでしょうか?

一つの大きな時代が終焉を迎えた感じがします。

翻って、嬉しい出来事もありました。

世紀の天体ショー金環日食、東京スカイツリー開業、ロンドンオリンピックでの日本史上最多メダル、そして山中教授のiPS細胞によるノーベル賞授賞、これにより人類医学が更に進化し、新しい医学の時代に入るかもしれません。

この様な世相を反映してか?今年の清水寺における漢字一字も「金」ということでした。

そして、もう1つ。

この2012年は世界人口が70億人を突破する年でもありました。

69億人でも71億人でも、ことさら懸念することではないかもしれません。

世界人口が増えること事態は良いことだと思います。

しかし、資源や食物は無限ではありません。

増え続けていることの影響は必ず出てくると考えなければならないと思います。

2013年からは、冒頭の様に世界の主要国で新たな指導者によって、各国が行ってきた政策が大きく変化をするかもしれません。

世界での課題は山積みです。

ヨーロッパの財政危機、中国の成長鈍化、新興国の経済成長、アラブなど資源国の動向、そして人口増加による影響など、これらが顕在化すれば、新しい枠組みを世界が求めることになります。

その様なことを考えると、すべからず2012年で、今までの延長線での世界は終わりを迎え、2013年からは新しい世界の枠組みを模索した動きになるだろうと考えています。

時代が大きく変わる時、そこには、チャンスも危機も混在します。

これは、今までのニーズが無くなり、新たなニーズが生まれるということを意味します。

私達は、世界や日本の情勢や方向性に注視し、危機を未然に防ぎ、時代の流れを敏感にキャッチする為、考えて動く「考動」を迅速にしていかなければならないと考えている所です。

2013年、いよいよ、日本も世界も動き出す!!

そんな予感がします。

最後になりますが、今年も1年間、ブログをご覧頂き有り難うございました。

来るべき2013年が皆様方やご家族の方々にとりまして、実り多き年になりますことを心よりお祈り申し上げます。

それでは、よいお年を。

衆議院選挙

皆さん、こんにちは!!

今年も残すところ、あと10日余りとなりました。

私は明日から3ヶ日間、中国に行きますので、少し早く今週のブログを更新させて頂くことにしました。

今週の初め、この年末の慌ただしい中、衆議院選挙がありました。

結果は皆さん、ご存知の通り、自民党の圧勝です。

自民党の勝利は、誰もが予想したことだったと思いますが、この様な大差で勝つとは考えていなかったのではないでしょうか?

今の選挙制度は、1票格差の問題から「違憲」との判断下されています。

現に、2万票で当選し、9万票で落選するという事態もおきています。

この様な違憲状態で選挙を実施することが普通は可笑しいと思いますし、今の選挙制度では民意が、どこまで反映されるのか?些か疑問に感じます。

まぁ、しかし、現実として自民党の大勝となりました。

一般に云われる様に、今回の選挙は、自民党が勝ったというのではなく、民主党が自分達で勝手に転んだということなんだろうと思います。

今から3年半前、国民の期待を一新に背負い政権交代を実現した民主党は、当初より躓きの連続でした。

鳩山元総理の普天間基地移設における「最低でも県外」発言から始まり、八ッ場ダム問題、高速道路無料化問題、子供手当て問題、事業仕分け問題など、また、昨年の大震災や原発の危機管理問題や後処理・復興の遅さ、ここに至っては、公約であった「消費税を上げない」をあっさり覆し、消費税増税を強硬しようとする。

冷静に考えて見ると、無茶苦茶です。

政治家としての言葉が軽すぎます。

「信頼」の大きな要因の1つは、「言行一致」です。

言っていることと、行っていることが一致しているから信頼に繋がります。

そこから見ても、民主党の「言行」は何ひとつ一致していません。

そもそも、やりたい政策だけを掲げ、それに対する裏付けが無かったということが、本質的な原因としてあり、言ったことが実現出来なかったんだろうと考えます。

会社でのプロセスにおいては、考えられないことですし、当社では、自身が発した言葉の重みについては、社内でいつも言っていますが、万が一、社長が裏付けもなく、絵空事を言っていたとしたら、信用・信頼は失墜し、関係機関や金融機関は100%応援をしてくれないでしょう。

当然ながら、政治においても、この様なことでは国民から信頼を得ることは出来ませんし、今後その信頼を取り戻すには、相当の時間を要することになると思います。

信頼を築くことは難しい、しかし、信頼を無くすことは一瞬の「言行」によって全てが終わってしまうものです。

民主党の方々も、マニフェストと自分達が行ってきた事を時系列で検証し、猛省をして頂かねばなりません。

その様な中で今回、自民党政権が誕生しますが、その公約の期待度から、株価は9900円台に上昇し、為替も円安に推移しています。

この日本は、ここ20年余り、政治空白とも呼べる政治家が何も方向性や本当の仕事をしていない、「失われた20年」が続いています。

その間に、世界の動向、分布図は大きく変わりました。

外を見ても、内を見ても「問題」・「課題」が山積しています。

今までの政治のスピードでは、とても対応も処理もすることは出来ないのではないか?と思います。

安倍新総理及び自民党には、まず実務型でその省庁の知識が卓越して業務処理能力の高い方を大臣・副大臣・政務次官に起用して頂き、各省庁の抱える問題解決にあたって頂きたいと思います。

課題に関しては、安倍新総理の直轄にして、意思決定を早くするとともに、強力なリーダーシップの下、自身が先頭に立って解決をして行く体制にして頂きたいと願います。

そうすれば、少しは「失われた20年」を取り戻すことが出来るのではないか?と考えます。

いずれにせよ、もう政治の失敗は許されません。

安倍新総理には、「言行一致」に基づき、国民との信頼関係を築き、日本再生を確かなものにして頂きたいと思います。

初講演③ 人事育成制度

皆さん、こんにちは!!

今、私は奈良の本社工場にいます。

今日は真っ青に晴れ渡り、二上山の紅葉も見事に輝き、寒さはあるものの清々しい感じがします。

このブログも今年、今日を含めて、あと3回となりました。

今日は先週の続きということになります。

成長企業へとする為の5つの柱、「経営理念」「ビジネスモデル」「売る仕組み」「管理」につきましては、先週のブログでお話しました。

今週は最後の1つ「人事育成制度」について、お話をさせて頂きます。

「企業は人なり」

皆さんも聞かれたことがあると思います。

正にその通りですが、それでは、採用に、育成に、具体的にどの様なことをされていますか?という問いに対して、いきなりトーンダウンしてしまいます。

大手企業においては、当たり前の様に実践していますが、中小企業においては、それを実践している会社は圧倒的に少ないのが現状です。

育成に関して、業務的なことやOJTと称して、場当たり的に仕事を教える、この様なことに終始しているのではないでしょうか?

これだけをもって、人事教育・育成と呼ぶのは、大きな間違いです。

まず、会社として、「どの様な人財に育成するのか?」いわゆる、あるべき人財像を明確にしなくてはなりません。

例えば、当社では「見聞を兼ね備え、成果の出せる人財」と、あるべき人財像を定義付けています。

そして、次に、そのあるべき人財像に育成して行く為に、いつに何をどの様に教育するのか?をカリキュラムに落とし込みます。

例えば、小学校の算数のカリキュラムを考えますと、1年生は、足し算と引き算、2年生になると、かけ算と割り算、3年生になると方程式を教えます。

これと同様に、入社1年目は、あるべき人財像を鑑みて、何をどの様に教育するのか?2年目は?3年目は?…

1年刻みでなくても結構ですが、自社の「あるべき人財像」そして、「いついつまでには、このレベルに育成したい」というところから、育成ピッチを決定すれば良いと考えます。

そして、その人のスキルに合ったステージを提供し(OFFJT )、その中で上司はOJT や管理をしながら、その与えられた仕事で、部下が成果を出せる様に指導して行きます。

そこで成果が出ると、更にステップアップした仕事の機会を提供して、同様のことを繰返して行くことになります。

まとめると、 ①自社のあるべき人財像の確立 ②その為のカリキュラムの作成 ③カリキュラムに基づく教育 ④その人のスキルに合った機会の提供 ⑤上司の指導、育成 これらのことが、会社として、実質運用される仕組みを構築することが、「人を育てる」という意味では不可欠であると考えています。

そして、大事なことは、上記の評価制度を作成し、賃金体制(賞与含む)とリンクさせなければなりません。

何故なら、上述の内容は、教育をすることにより、能力(スキル)を上げること、そして、その能力をもって、成果を出すことを目的としています。

よって、当然ながら、能力がどこまで上がったのか?

それに伴って成果をどれ位、出せたのか?

これらを、適正に評価して、足らない部分があれば、再度、教育をしてあげなければならないし、成果も含め、合格ラインであれば、次のステップに進めさせてあげなければならない訳です。

そして、能力及び成果の評価が、賃金や賞与に反映されるという仕組みを作ります。

ただ、人事評価としては、それだけでは不十分です。

一般的に人事評価は「能力(スキル)」「成果」そして、「情意(マインド)」、この3つの項目で評価をします。

能力や成果の評価ウェイトは高い訳ですが、情意も会社にとっては大事な要素です。

まずは経営理念、企業哲学、社是、社風など考え方や方向性、価値観が共有出来ているか?

人の信用は、仁・義・礼・智・信と云われます。

これらが、備わって来たか?

又、人の信頼は、素直・プラス思考・自己啓発・原因自分主義・言行一致・変化対応と云われます。

これらが、備わって来たか?

人の質を考えた場合、大きく分けて、心や考え方(情意)と能力です。

信用・信頼されれば人望が備わり、それに能力が兼ね備われば、成果という大輪の花が咲くのです。

従って、情意(マインド)も人間形成において成長して行くところなので評価し、教えて行く必要がある訳です。

人財育成の構図として、心が育ち(情意)+能力が備われば=成果が生まれるという形です。

情意の部分をどの様に教え、能力をどの様に教え、そしてどの様に指導すれば成果を出させてあげられるのか?これがポイントです。

人財育成を突き詰めて考えて行くと、最終的には、採用時にどの様な人を採るのか?に行きあたります。

特に先程の情意の部分、実は、これは、なかなか教えられるものではありません。

これは、今までの育って来た環境や生まれながらの性格に大きく左右される部分があるからです。

従って、それをこちらに向けるのはマインドコントロールの様なもので、相当の時間が必要になってしまいます。

私もこれには随分悩まされました。

各々の考え方、マインドに対して差があり過ぎましたので、個々で対応して行かなければならず、結果、時間が掛かりすぎてしまうのです。

今の時代に、それだけ時間は掛けられません。

よって、採用時に私達の考え方や価値観、経営理念や企業哲学などを共有でき、且つ上述の信用・信頼の項目に照らし合わせ、採用を決定することが、何よりも大事であるとの結論になる訳です。

採用時に自社の価値観に近く、信用・信頼のおけるだろう人を採用し、そして、入社した人を自社のカリキュラムによって、教育・育成して行く、この様な「採用制度」と「人事育成制度」を併せ持ったシステムが機能すれば、企業を継続的に成長させて頂ける人財を、次から次へと輩出することが可能になると考えます。

「企業は人なり」

今一度、このことに深く、真摯に考えて見ては如何でしょうか?