サステナブルを意識したノベルティが今後より注目される!?企業におけるSDGsへの取り組みとは?
年々注目度が増している“サステナブル”な取り組み。近年ではそんな時代の変化に合わせて、サステナブルを意識したノベルティグッズを制作する企業も増えています。そこでこの記事では各企業が行っているサステナブルな取り組みの事例や、最近特に人気を集めているサステナブルを意識したノベルティグッズなどをご紹介します!
1.サステナブルとは?
サステナブルとは、直訳すると“持続可能な”という意味。つまり、サステナブルな社会とは“持続可能な社会”を意味します。
このサステナブルという言葉は最近テレビや雑誌などで取り上げられることも多いため、一度は耳にしたことがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そもそもなぜサステナブルという言葉を目にする機会が多くなったのかというと、それは世界全体が今後の世界の持続性について危機感を覚えたから。現在、世界中では深刻な問題を多数抱えています。
CO2の排出量増加による温暖化、自然災害、森林の砂漠化、貧困、差別……etc。
このような問題を解決するべく、2015年に国連は「SDGs(エスディージーズ)」を制定しました。
2.SDGsとは?
“SDGs”とは“Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)”の略称で、社会課題という不明確なものを具体的な17項目の目標に示したもの。もともと国際社会にて制定されていた「MDGs(ミレニアム開発目標)」に代わって、新たに制定された指標です。
“SDGs”は、環境保全や貧困、差別など持続可能な社会を目指すために必要な「17の目標」で構成されており、各目標には「169のターゲット(具体目標)」という具体的な目標が設けられています。
3.私たちとサステナブル
SDGsを達成するために、個人的にできることは多数あります。
具体的な例を挙げると、“使い捨てではなく長期的に使えるもの”を選ぶこと。例えば洗って繰り返し使えるマグカップやエコバッグを使えば、紙・プラスチック製のカップやバッグの購入・消費が少なくなり、廃棄物量が削減されて結果的に環境保全に繋がります。
このように、私たちにも今日から取り組むことができるのです。
4.サステナブルを取り組む企業
個人で取り組むだけでなく、現在世界中では様々な企業がサステナブルな活動に取り組んでいます。
例えば世界的に有名なアパレルメーカー「ユニクロ」では、使用済みのペットボトルを砕いて作られた繊維・再生ポリエステルを使用したフリースを販売。地球環境の保全にも配慮した商品を各種展開しています。
その他にも大手化学メーカー「花王」ではプラスチック容器の完全リサイクル化を目指して新発想のフィルム容器を開発したり、スウェーデン発祥の大型家具量販店「IKEA」では飲食ブースにて提供する使い捨てプラスチック用品を段階的に廃止したりと、各社様々な方法でサステナブルな活動に取り組んでいます。
5.サステナブルな取り組みに繋がるノベルティグッズ4選
そんな時代の変化に伴い、イベントや展示会にて配られるノベルティも変化。サステナブルな取り組みに繋がるノベルティグッズを配布する企業も増えています。
サステナブルな取り組みに繋がるノベルティグッズとして配布されることが多いのは、主に以下の4つです。
5-1.洗って使えるマスク
新型コロナウイルスの影響により需要が高まり、喜ばれやすいノベルティグッズの一つとなった“マスク”。その中でも、洗って繰り返し使える“布マスク”や“ウレタンマスク”が特に人気を集めています。
“マスク”は今後の生活でも必要となることが予想されるため、ノベルティとして配布するのに最適!また、受け取った相手に喜ばれるだけでなく、企業の衛生やサステナブルに対する意識を印象付けることが出来ます。
5-2.オーガニックコットンなどのエシカル素材を使用したトートバッグ
トートバッグは実用性が高いため、年代や性別を問わず喜ばれやすいです。最近ではサステナブルに配慮して、オーガニックコットンや環境に優しい再生素材を使用したトートバッグを展開しているノベルティ制作会社もあります。
また、トートバッグは“プリントできる面積が広い”点や、“展示会やセミナーで配布するパンフレット・資料入れになるので受け取ってもらいやすい”といった点も魅力です。
5-3.再生PET素材を使用したエコバッグ
2020年から始まったレジ袋有料化に伴い需要が高まり、最近ではエコバッグを配る企業も増えました。
ひとくちにエコバッグといっても素材や形などは様々ですが、他社との差別化を目指したいのであれば再生PET素材を使用したエコバッグがおすすめです。
5-4.マイボトル・マイタンブラー
地球温暖化や環境汚染が深刻となった近年では脱プラスチックのために、ペットボトルや紙コップの削減に繋がるとしてマイボトルやマイタンブラーの需要も高まっています。
また、マイボトル・マイタンブラーは“節約に繋がる”というメリットもあるので喜ばれやすいです。
6.企業としての評価にも繋がる?!サステナブルな取り組みを行うということ
記事内でもご紹介したように近年“サステナブルな取り組み”は、より注目されるようになりました。
そんな時代の流れに伴い、世間の考え方や企業に対する評価基準も変化。いまやサステナブルな取り組み”は、企業としての評価にも繋がる傾向にあります。
そのため、今後はより一層どういった取り組みがクライアントやその他社会からの評価に繋がるかなども考えなければなりません。
企業の規模や業態によって取り組める活動は異なりますが、比較的どの企業でも始めやすいのが「サステナブルな取り組みに繋がるノベルティグッズの制作・配布」です。商品開発などと異なり「サステナブルな取り組みに繋がるノベルティグッズ」の制作は、今からでもすぐにスタートすることができます。
ぜひ、ノベルティ制作を通して、社会貢献や環境への配慮を新たなビジネスの足掛かりとして始めてみませんか?
ただし、商品選びやデザインには要注意!ノベルティを受け取った側にマイナスなイメージを与えないためにも、“法的にクリアできないもの”や“受け取ってもらえないようなもの”を制作しないよう心掛けましょう。
ちなみに、弊社・コシオカ産業では今回ご紹介したようなマスクやトートバッグのノベルティ制作も承っています。