夢持ち続け日々精進
皆さん、こんにちは‼
毎日暑い日が続きますね。
盆休みは如何でしたか?
私はというと、それなりにゆっくりさせて頂きましたが、毎晩のオリンピック観戦で昼夜逆転した日々を過ごしていました。
休み明け‥‥‥身体を戻すのが大変です‥‥‥。
さて、話は変わりますが、盆休みに本や雑誌を読んでいた所、ジャパネットたかたの前社長高田明さんの記事を目にしました。
少し掻い摘んで高田さんの歩んで来られた過程を辿りますと‥‥‥‥‥高田さんは25歳で家業のカメラ店を手伝い、27歳の時、月額売上55万円の小さな店舗を任されます。
目標を月額売上300万円とし、何社もの建設業者さんと契約をし、目標を達成‥‥‥30歳になると佐世保に進出し、温泉ホテル・タバコ屋さん・お米屋さんなど300軒ほど取次店を開拓し7〜8年後には年間売上2.7億ほどになったと言います。
その後、カメラだけではなく、小型ビデオやレーザーカラオケなど、販売商品を拡大し、電波の世界に入って行きます。
まずはコストの安いラジオショッピングへ‥‥‥‥‥‥5分で2万円のカメラが50台売れた事に大きな可能性を感じ、長崎から九州全域、四国、近畿とラジオショッピングの輪を広げ、1994年にはテレビショッピングに参入‥‥‥‥‥‥時に高田さん46歳‥‥‥それからの快進撃は皆さんの知る所です。
このような過程において、高田さんが大事にされて来た考え方があると言われていますので、ご紹介させて頂きます。
①ボトルネック(問題の本質)の解決
不安というものは過去にはなく、未来からくるものです。
あるべき姿(未来)から今を考えた時、そのギャップの大きさに人は不安を覚えるのです。
過去は変えられませんが未来は変える事ができます‥‥‥‥。
それには、あるべき姿‥‥目標から逆算した「今」と真剣に向き合う事が重要だと言われています。
そのような俯瞰的な見地から「今」と向き合っていれば、どんな問題にぶつかっても必ずボトルネックは見えてきます。
ボトルネックを見つけては潰し、また見つけては潰す‥‥‥‥‥この繰り返しをして行く事で企業も人も成長していくのです。
②「できる」という信念
27歳の時、自分なりに目標を立て、様々な活動の結果、55万円の店舗を300万円にしました。
小さな成功事例かもしれませんが、「できる」という信念によって切り拓いた喜びは今も忘れられません。
企業成長のターニングポイントとなった番組作りの内製化‥‥‥‥‥‥ノウハウも専門スタッフもいない中、皆の反対を押し切って成し得たのは、「できる」という信念だけでした。
あの時、「できる」と信じて進まなければ、今のジャパネットは無かったでしょう‥‥‥と。
この考え方は稲盛和夫さんの「未来進行形」という考え方と同様だと思います。
今は出来ないかもしれない‥‥‥しかし、近い将来必ず出来るはずだ‥‥‥‥‥その為に今は為すべき事をしよう‥‥‥‥‥こういう考えです。
できない‥‥‥‥と考えた瞬間に、その人の思考も成長もストップしてしまいます。
皆さん、自分自身には期待しましょう‼
勝手に自分自身で限界を設けるのではなく、リミッターを取り除き、「自分なら必ずできる」‥‥‥‥このような信念が不可能と思われた事も可能にして行くのではないでしょうか。
③情報を売る
ジャパネットは当初、モノを売っていました。
ラジオやテレビショッピングに参入してからは、「モノを売るのではなく、情報を売る」という発想の転換をしたのが功を奏しました。
商品の魅力を丁寧に伝え、それを使う事での利便性や豊かさ‥‥‥情報を売る事により、いわゆる「コト」を視聴者の方々と共感する事が出来たのではないか?と考えています。
モノが溢れる時代‥‥‥‥「情報を売る」この視点はとても大事だと思います。
④不易流行
不易流行とは、いつまでも変化しない本質的なものを忘れない中にも、新しく変化を重ねているものを取り入れる事‥‥‥‥こんな意味です。
変化をさせない本質と変えて行かなければならない事‥‥‥‥‥この2つが重要だと言われています。
不易は企業ミッションであり、社会の公器としての在り方‥‥‥一般的には企業理念や創業精神といった所でしょう。
あとは固執するのではなく、柔軟な発想力から、時代の変化と共に新しいものを取り入れながら変わって行かなくてはならないという事です。
以上4つが高田さんの基本的な考え方です。
是非ご参考にしてみてください。
最後に、次のような言葉で記事は締め括られていました。
高田さん曰く‥‥‥‥
「仕事あるいは人生には、大切な3つの『ション』があります。
1つはミッション(理念)、2つ目はパッション(情熱)、そして3つ目はアクション(行動)です。
これらを大事にしながら、1日1日を真剣に、大切に生きてください。
今日が変われば明日が変わります‥‥‥‥明日が変われば1年後が変わります‥‥‥‥それを続ける事で未来は必ず変わります‥‥‥‥。
そして、いつの時代においても、人と人の営みは不易のものです。
人との出会い、縁に感謝しながら、ボトルネックを探し求める旅を続けてほしいと思います。」‥‥‥‥‥‥と。