真理

皆さん、こんにちは!!

今週は梅雨の晴れ間という感じで、比較的、過ごし易い気候だった様に思います。

しかしこの週末は、天気が愚図つくとの予報ですが…。

雨は当然、降ってもらわなくては困る訳ですが、私自身は、朝、起きて雨が降っていますと、どうも若干モチベーションが下がり気味になってしまいます。

すぐに忘れてしまいますが…。

人は僅な事で、モチベーションが上がったり、下がったり…。

人とは、面白い限りです。

しかし、何か事にあたる時に、モチベーションを下げて臨んでいたのでは、折角、上手く事が運ぶ話も壊し兼ねません。

その場合は、自身を鼓舞してでも事に臨んだ方が、結果も良い形になる事が多いと思います。

どうせ、しなくてはならない事ならば、楽観的にモチベーションを高くしてやった方が楽だと私は考えています。

自身も精神的圧迫が少なくなりますし…。

かの豊臣秀吉も次の様な事を言われています。

「人はたださし出づるこそよかりけり軍(いくさ)の時も先がけをして」

現代文に訳すと「常に率先して、前向きな心をもって物事に当たれ」という事だそうです。

これは、有名なエピソードですが、信長の居城であった清洲城の修復の折、何ヵ月経ってもなかなかはかどらない事から、信長が普請奉行を叱責していると、秀吉が「3日で修復してみせます」と言って、その困難な修復を買って出ました。

そして、その通り、3日で仕上げ、信長の信頼と信用を勝ち取った訳です。

秀吉は、その後も次々と困難である事を信長の期待以上に結果を出し、最終的には天下人に上り詰めます。

その行動の根底には、「常に率先して、前向きな心をもって物事にあたる」という心構えが秀吉にはあったと云えます。

また、利用されている方々も多いと思いますが、有機野菜のインターネット宅配を手掛けるオイシックス株式会社創業者の高島宏平氏も、次の様に言われています。

「問題は自ら選ぶ事はできないが、問題を解く姿勢は100%自分達で決める事が出来る。仕事を楽しむか?辛いと思うか?はコストゼロで決められる」と。

これは、「問題に対して常に前向きに対応する姿勢をもっていれば、いかなる危機的な問題に直面しても、それに向かっていった経験は必ず未来への糧にする事が出来る」という事を表しています。

更にもう1人。 株式会社タカラトミー創業者の佐藤安太氏は「敗者はできない理由を考える事に時間を費やし、勝者はどうすればできるかを考える事に時間を費やす」と。

この様な成功者達の訓示を観てみると、学歴や環境、スキルや知識も重要であると思いますが、まずは何よりも「常に率先して前向きな心をもって物事にあたる」、この心構え、姿勢が重要であると解ります。

逆に云うと、いくらスキルや知識があっても、1歩下がった気持ちで物事にあたったのでは、思い絵描く結果は得られないと云う事を意味しているのです。

冒頭お話しました様に私も含め人は、ちょっとした事でモチベーションが上がったり、下がったりするものです。

しかし、事にあたる時には、率先して前向きに対処したいものです。

これは、心構えや姿勢と云た所ですので、自分次第で如何様にもなる事です。

是非一考して見て下さい。

最後に私からも1つ。

「簡単な事も困難であると考えれば困難になり、困難な事でも簡単であると考えれば簡単になる」

これもまた真理です。