展示会
皆さん、こんにちは!!
早くも6月ですね。
梅雨入りも例年より早かった訳ですが、今週は比較的、好天に恵まれ過ごしやすい感じでした。
また、この6月は私達の会社では決算月に当たりますので、今期の目標に向けてラストスパートという所です。
さて、今週私は、週の半ばまで東京におり“インテリアライフスタイル”という展示会を見てきました。
今現在、当社ではウェブショップ“ふらり。”を展開しています。
このショップコンセプトは、「ヨーロッパのライフスタイルを皆さんに」ということで、当社のフランス駐在員が、ヨーロッパにおいて拘りを持って上質の商品を造っておられるメーカーをチョイスし、その中で日本国内に紹介をされていない、選りすぐりのセレクト商品をご案内しています。
それにより、少しでも皆様方の暮らしに、豊さや憩いを感じて頂くことが出来ましたら幸いに思います。
今回の展示会は、先程の駐在員が探して来たメーカーが出展するということでしたので商談方々、見に行って来たという訳です。
この展示会は、結構国際的で日本は去ることながら、アジア、ヨーロッパの国々の企業も数多く出展されていました。
ヨーロッパは流石にデザイン性、色使いが洗練されている印象があります。
日本の企業もひと昔前とは比べものにならない位、ブランディングに力を入れていて進化をしています。
更に驚いた事は、日本のブランディングはヨーロッパから見ると劣るものの、アジアから見て一日の長があると考えていましたが、出展されているアジアの企業は、デザイン性も優れており急激に進歩をしていると感じました。
日本のメーカーは、今までの品質だけではなく、今後はブランディングを研ぎ澄ます事で、世界と勝負をしていかなくてはならないんだろう?と考えていましたが、日本企業もウカウカしておれない状況です。
以前にもお話をしましたが、今や情報の壁はなく、いつでもどこでも最新の情報、技術を入手することが可能な時代です。
例えば、電話1つを取り上げても、私達は電柱を建て、電線を張り巡らし、ダイヤル式固定電話からプッシュホン、ポケベルなどのプロセスを踏み、携帯電話においても当初はショルダーバッグ位の携帯電話を持ち、変遷を経て現在のスマートホンへと進歩・進化してきました。
ここまでの道のりは何十年と掛かっています。
それが、後進国の場合、当然ながら、それらのプロセスを飛び越して、最新の情報、技術を取り入れ、現在の世界基準に合わせることが出来ます。
技術面においては、先進国と然程、時間差がなく追随出来る訳ですが、ソフト面においては、携わる方々の感性も必要となるので、なかなかレベルを合わせるには時間を要すると考えていました。
しかし、上述の様に、アジア諸国の企業においても、“モノマネ”ではなく、その国の文化、特徴を背景に独創性のあるデザインになってきています。
感性も限りなく近づいてきています。
これからは益々、その会社の単体での商品やサービスのブランディング力が問われる様になると考えます。
更に言えば、個々の商品やサービスだけでなく、会社そのもののブランディング力を付けていかないと、アジア諸国の技術・ソフトの進歩を見ると、優位性を保つことは困難になると思いましたし、世界との競走には日本企業と言えども勝てないかもしれません。