国民栄誉賞
皆さん、こんにちは!!
ゴールデンウィークは如何お過ごしだったでしょうか?
私は東京にいて、時間がありましたので、ベランダのガーデニング作りをしたり、映画を観賞したり、久しぶりに子供達と食事へ出かけたりと日常的に過ごしていたという感じです。
ゴールデンウィークも明け、気候的にもよい季節になって来ましたので、気持ちを新たにして、また頑張りましょう。
さて、そのゴールデンウィークの5月5日、長島茂雄氏と松井秀喜氏の国民栄誉賞授与式が東京ドームで行われました。
私も楽しみにしていましたので、リアルタイムでテレビを食い入る様に見ていました。 実は私は、大阪の人間ですが、野球だけは何故かジャイアンツファンです。 (大阪では肩身が狭いですが……)
物心がついた時には、「王・長島」の全盛期で、いわゆるV9の真っ只中でした。
そんな関係から、「王・長島」に憧れ、ジャイアンツファンとなり、自らも野球を始めたのです。
今回の授与式はジャイアンツファンならずとも、野球を愛する人達を含め国民が納得のする感動的な授与式だった様に思います。
戦後の復興を果たし、経済成長を順調に歩む日本において、正に長島さんの活躍がその象徴であり、国民が熱狂し、勇気をもらい、明日への活力とし、一つの時代を彩っていたのだと思います。
不幸にも約10年前、脳梗塞を患い、右手右足に麻痺が残っている状態ですが、授与式においても、長島さんがグランドに入ると、今でもパッ~と回りが明るくなる感じがします。
長島さんの引退時の有名な言葉に「巨人軍は永久に不滅です」というものがあります。
私は先般の授与式を見て「長島こそが永久に不滅である」と確信しました。
その後の始球式で、漏れ聴く所によると、安倍総理の側近から長島さんに「総理がケガをしたら大変なので空振りをして下さい」と頼まれ、その場では、渋々了解をしたといいます。
側近の方も総理を按じてのことだとは思いますが、些か、検討違いな感じがします。
それであれば安倍総理に防具を着けて頂いたらいいだけのことです。
長島さんも渋々了解はしたものの、バッターボックスに入ると、そんなことも忘れ、打つ気満々という感じでした。
結果は空振りをして、事なきを得ましたが……。
これがみんなから愛される長島茂雄という男なんだろうと思います。
何をするにしても、子供の様に純粋で天真爛漫、一生懸命ガムシャラに打ち込み、喜怒哀楽を全面に出し、みんなの期待に応える結果を出す。
今の時代には、稀有な存在なのかもしれません。
それ故にみんなの心が揺さぶられるのだろうと思います。
今回の授与式は、遅すぎた感が当初ありましたが、今の年代、容姿そして、松井秀喜氏との受賞ということで、より感動的なインパクトを私達に与えて頂きましたので、改めて良かったと思いますし、私自身もまだまだ飽くなき追及をしていかなければならないと強く感じた次第です。
やはり「長島は永久に不滅」です。