勇気

先日、地元の地車(だんじり)パレードがありました。晴天に恵まれ、午後から地元青年会の25周年式典を行い、夕刻長瀬パレードに参加しました。

この長瀬パレードというのは、JR長瀬駅から近鉄長瀬駅までだんじりを引きながら練り歩くというもので私達から見ると隣町のパレードという事になるのですが、今回私が会長を務める会にもお声を掛けて頂き参加をさせて頂きました。

私達の会としては、地元を秋祭りに練り歩くという事だけを何十年も行ってきましたので井の中の蛙です。地元や会員からは参加に消極的な意見が圧倒的でした。しかし、今後の会の発展を考えた時、地元を飛び出し色々ものを見て体験する、そしていいものは吸収させて頂く事をしていかなくてはダメなのではないかと思い半ば強引に参加を決めたのです。

パレードは大成功に終わり、会員も刺激を受け益々やる気を出し、参加して良かったと言っています。何事も一緒ですが、新しい事を始める場合、出来ない理由を探し否定的な意見の方が多く行動が遅い傾向にある様に思います。

これは、元来日本人が保守的な民族だからでしょうか？

やみくもに1歩踏み出せと言っているのではありません。それは無謀です。熟慮を重ねそして1歩踏み出す勇気を持たなければいけないと思います。そうしなければ新しい景色を見ることが出来ませんし進化もないと思うのです。

そしてもう一つ大事な勇気があります。それは撤退の決断をする勇気です。

勇気を持って1歩踏み出す、そしてダメなら勇気を持って撤退する。この繰り返しだと思うのです。これからも、この2つの勇気を持って頑張って参りたいと思います。