世界フェアトレードデー!フェアトレード商品でSDGsの取り組みをアピール

1,フェアトレードとは

Fairtrade=公正な貿易

貧困のない公正な社会を創出するために、発展途上国との貿易において公正な貿易をすることです。適正な賃金体制、労働環境の整備から発展途上国の生活向上を目的としています。

サスティナブルという言葉と同様に、地球環境を守りながら社会的な問題を解決するためのものです。

2,フェアトレードのはじまり

1960年代にフェアトレードが普及し始め、それ以降世界的に広がっています。

グローバル化により商品の製造が国を超えて作られるようになりましたが、発展途上国の人々は十分な利益を得ることができませんでした。

その解決策として、フェアトレードが期待されているのです。

日本では、1970年代にフェアトレードの動きが始まりました。

利益だけを追求していた時代は終わり、より公正さが求められる時代になったのです。

40年経った現在、こうした貧困問題・環境問題を考える機会は増えてきました。

特に2015年に国連サミットで採択されたSDGsは大きな影響をもたらしています。

企業はSDGsが示す方向性は企業方針として無視できないと認識し始め、SDGsの取り組みを積極的に行うようになりました。

こうした企業の考えもあり国内での市場規模は年々拡大している状況です。

今後消費者にも幅広く認知されることで社会全体の意識が高まり、さらに大きなマーケットに成長していくことが期待できます。

3,フェアトレード商品とは

フェアトレード商品とは、公正な取引で販売されているものです。

購入することで、発展途上国の生産者やその家族を支援することができます。

また、フェアトレード商品の原料生産は最小限の農薬を使うため、環境に優しい生産を行うことができるのです。

下記のようなものがよく見られますが、その商品数は年々増加傾向にあります。

  • コーヒー
  • 紅茶
  • ワイン
  • 果物
  • チョコレート
  • スパイス
  • 切り花
  • コットン

このようなフェアトレード商品を会社に取り入れるだけで、比較的簡単にSDGsに取り組むことが可能です。

例えば、社内で使用しているコーヒー・紅茶をフェアトレード商品に変更するなど。これも立派なSDGsの取り組みです。

また、近年フェアトレード商品はコンビニでも販売されています。チョコレートやコーヒーなどが多いですが、意外と身近なところで手に入るのです。

フェアトレード商品は少し値段が高くつきますが、個人でも企業でも簡単に取り組めるのがいいところです。

参考資料:フェアトレードジャパン公式サイト

https://www.fairtrade-jp.org/

4、フェアトレード商品を使用したノベルティ

ノベルティとしてフェアトレード商品を取り入れる企業も増えてきました。

ノベルティとして使用することで、SDGsの取り組みをアピールすることができ、企業価値を高める効果があります。

ノベルティを制作する場合、環境に優しい素材を使用するのがおすすめです。

例えば、フェアトレードコットンを使用したエコバックやポーチなど

弊社・コシオカ産業でもフェアトレードコットンを使用したキャンパスポーチを手掛けております。

もしお困りのことがあれば一度お声かけください。お問合せはこちらまで。

今回ご紹介したように、フェアトレード商品は使用することで思っているより簡単にSDGsに取り組むことができます。

「何から始めたらいいかわからない」「これ以上何に取り組もうか」と悩まれたときは、まず身近なものをフェアトレード商品に変えてみてはいかがでしょうか。

なかなか手に入らないと思いがちですが、実は私たちの身近なところにあるのです。

フェアトレード商品を活用して、世界が目指すサステナブルな社会の実現に貢献していきましょう。