銀婚式
皆さん、こんにちは!
もう12月ですね。 今年もあと1ヶ月足らずで終わります。 まぁホントに1年経つのが早いですねぇ…
月日の経つのが早いと云うと、私事で恐縮ですが、私達夫婦もこの12月7日で夫婦生活25周年を迎えます。
いわゆる銀婚式です。 銀婚式と云うと初老のご夫婦と云うイメージがありましたが、私も家内も若いと自負?していますので、実感があまりありませんし、もうそんなに経ったのかと、つくづく時の早さに驚きます。
正に「光陰矢の如し」と云った感じです。
振り返って見ますと、私達は随分若くして結婚をしました。 私が25歳、彼女は22歳の誕生日に入籍をしました。 そうです!彼女の誕生日が結婚記念日なのです。
今、私の娘が22歳と20歳です。 当時を考えると、彼女のご両親はよく結婚を許して下さったものだと、改めて頭が下がりますし感謝の気持ちで一杯です。
私の娘にはまだその兆候はありませんが、万が一その様な事があったら、許せるだろうか?と考えてしまいます。
子供を持って初めて親の気持ちがわかると言いますが、彼女のご両親も多分納得しにくい、淋しく悲しい、だけど喜んであげなくてはいけないと云う様な複雑な心境だったのだろうと想像出来ます。
一つ一つ歳を重ね、経験を重ねて来ると、今まで考えが及んでいなかった所までも思える様になってくるものです。 そういった積み重ねが、その人の人間性を豊かにしてくれるのかもしれません。
「人間」と云う漢字は、つくづくよく出来ていると感じます。 よく言われる事ですが、人と云う字は支えあって成り立っています。そして人と人との間を生きる、これが人間と云う事です。
人に生かされ、人を生かし支えあって生きて行くと云う事なんでしょう。
夫婦も又同じ事です。 互いを支え合い、互いが補完しながら、紆余曲折を繰り返し、長い年月を掛けて築いて行くものだと考えます。
結婚当初は育った環境の違いから、よくぶつかったものです。 最初は全く思いが理解出来ませんでしたが、「そういった考えもあるのか」「相手の目線からも見る事が大事やなぁ」「ブレたらあかんけど、全てを型にはめたら息苦しいわなぁ」などと考えて行く様になり、相手の事がどんどん理解出来る様になって来たと同時に、許せる範囲や視野が随分広くなったと記憶しています。
こういった考えは仕事面においても大いに役立っています。
特に、事業転換をするにあたっては、一つの物に固執すると云った考えでは到底及びませんし 、新しい手法やその考えを理解し、それを実行に移すスピードは、私に気持ちの固執がない、いつもニュートラル状態なのでスムーズに入り込む事が出来ます。
家内に感謝、感謝です。
今まで人生50年、夫婦生活25年、数々の人達との出逢いがありました。両親、家族は勿論のこと、出逢った全ての人達に感謝です。
昔は人生50年と云われていました。しかし私は勝手に男は50歳からが本番、と思い込んでいます。 それ位の年齢にならないと世間も認めてくれないだろうし、それまでは様々な経験をして男を磨くんだと…
仕事面でも一つのステップが完了しましたし、夫婦生活においても25年と云う区切りも迎えました。 そして私もいよいよ12月5日に50歳を迎えます。
今まで培って来たもので何が出来るのか?私自身この50代が楽しみでなりません。 これからは今までお世話になった方々へ少しでも恩返しをしながら、更に進化をして行きたいと考えています。
これからも宜しくお願いします。