大地の恵み
皆さん、こんにちは!
もはや今日から10月です今年もあと3ヶ月ですかぁ…。 まぁしかし、やっと秋らしい気候になって来ました。
寒暖の差が激しく、体調を崩されている方もおられるとは思いますが、気合いを入れて残り3ヶ月ラストスパートと行きましょう。
この時期になりますと、あちらこちらで稲穂が実っている風景を目にします。
私達の会社の前も田んぼなのですが、眼下には稲穂が神々しく実っていて、正に実りの秋といったところです。
今年の異常な夏にもメゲずよく育ったものだと、そのたくましさに感心します。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」 と云う諺があります。
皆さんもご周知の通り、この意味は偉くなればなる程、頭を下げて相手と接しなさいと云うことだろうと思います。
最近この諺について考えさせられた事があります。
私の知人の話しですが、彼はボランティア活動をされていて、その中心人物です。
しかし、最近 辞められる人が増えて来ているのですが、理由を尋ねると、その彼が一言で云うと横柄だと言うのです。
確かにハッキリものを言うタイプなのでそういう事もあるのかなぁと思います。私は彼が今の立場になる前から知っていますので、肩書きは関係なく、人として性格をわかって付き合いをしているつもりです。
勿論、彼にも非はあると思います。 改めるべきところは改めなければなりません。
反面、昔と同じ性格で同じものの言い方をしていても、年を重ねたり、肩書きが付いていくに連れ、接する人はその肩書きと云うフィルターを通して見てしまうので、相手の受け取り方にも違いが出てきてしまうものなんだと云う事に改めて気付かされ、私自身ももっと注意をしなくてはならないと思いました。
「実るほど、頭を垂れる稲穂かな」 年を重ね、肩書きが付くほど、考え方、言い方、気配りなどに気遣い、人と接しなくてはならない様です。
今年も収穫の時期を迎え、五穀豊穣とはいかなかったかもしれませんが、大地の恵みに感謝です。