かけがえのない一生
皆さん、こんにちは!
今日は秋晴れの爽やかな1日ですね。
週末、土曜日がお休みの方は3連休になるわけですが、いい天気が続くということなので、絶好の行楽日和になるのではないかと思います。
私は、週末、地元のお祭りがありますので、地域の方々と大いに盛り上がりたいと考えています。
皆さんも、秋らしい一時をどうぞお楽しみ下さい。
さて、今週は私にとって印象に残る又、考えさせられる出来事がありました。
それは、妹の50回忌です。 もうそんなに年月が流れたのかと思うと感慨深いものがあります。
彼女は、私のすぐ下の妹で、昭和37年1月1日、新しい年の幕開けと共に、この世に生を受けました。
名前を恭代(やすよ)といいます。
写真で見る限り、珠のように可愛い赤ちゃんでした。
下の妹2人は恭代が亡くってから生まれていますので、当然ながら、記憶はありません。
私もまた、2才位でしたので、記憶の彼方に、ばあちゃんと乳母車を押してる場面や葬式の場面が脳裏の片隅にかすかにある位です。
しかし、短い時間だったかもしれませんが、紛れもなく一緒に暮らしていたのです。
恭代は生まれた時から、首にできものがあったらしく、命には別状ないものの、月に1度電気治療を行って、1年位すれば完治するということだったそうです。
しかし、生まれた年の10月4日、その日も電気治療の為、病院で治療を受けていたところ、医師が誤って大量の電気を幼い身体に流してしまい、ショック死からその短い生涯を閉じたのです。
今でいうところの完全な医療ミスでした。
その時の両親の気持ちを考えると、胸が張り裂かれる思いです。
あれからかなりの時が流れ、50回忌を迎えるにあたり、もし今、生きていたら、どの様な女性になって、どの様な人生を歩んでいるのだろうなどと考えたりもしましたし、「人の生き死に」や「世の諸行無常」について改めて考えさせられました。
しかし、輪廻転生というのでしょうか? 昭和61年10月5日、私に長男が誕生します。
更に、一番下の娘には、恭代から1文字もらい「紗代」と名付けました。
今後もこの2人が恭代の想いを受けて、しっかりと人生を歩んでくれると思います。
その想いを引き継いで行くことで、人は永遠の命を手にするのかもしれません。
50回忌というのは、今後は永代供養として法要を切り上げるという、一つの大きな節目でもあります。
万感胸に迫る思いがしますが、恭代が生きた証を刻み込んでおきたいと思い、このブログに記述させて頂きました。
今週、皆さんには私の心情を吐露しただけのブログになり申し訳ありませんでした。
合掌