愉快な仲間第2弾
皆さん、こんにちは!
まだ、梅雨が開けないようで、蒸し暑い日が続きますね。
体調を壊さない様に、ご留意下さい。
さて、今日は先週に引き続き、愉快な仲間第2弾を、お送りしたいと思います。
今回は近所の仲間です。
近所の仲間は、地域の会もありますので、実に大勢います。
その中でも、今日ご紹介するのは、最近大人の遊びをしだした仲間です。
その遊びとは、馬主席で競馬を楽しむというものです。
一人は、私より4才上で、マンション経営をしている社長で、口は悪いが、とにかく優しい。若い頃は大変ご苦労されましたが、今は悠々自適の親分肌。
もう一人は、某私立高校の先生で、私より8才下。博打が好きで、夜の街も好き、(先生と名の付く人は、こういう人が比較的多い様な気もしますが……)(笑)しかし、礼儀正しく、嫌みがなく、実に柔和な、人から好かれるタイプの男。
実は、その先生のツテから、馬主席を取れることになったのです。
最近、私は、年に数回大きなレースを楽しむ位になっていましたが、馬主席に入れるのなら、一度行って見たいとの思い、同行させてもらいました。
そんな仲間と、私が先般行ったのは、仁川の阪神競馬場です。 勿論、スーツ着用です。
その、昔、子どもが小さい時は、遊ぶところもありましたので、何回か家族で出掛けたものです。
もうかれこれ、20年位経ちます。
久しぶりに、行きましたが、駅からの地下通路も整備され、随分変わった印象です。
馬主専用の入口から入ると、受付があり、手続きを済ませ、手の甲に紫外線で識別出来るスタンプを押され、エレベーターに乗り込み、目的階にいきます。
そこで、クロークに荷物を預け、いよいよ馬主席へ。
皆さんもテレビなどでご覧になったことがあるかもわかりませんが、ゴール板前の観客席建家の最上階に位置する一面ガラス張りの席です。
当然ながら、空調は完備され、人は少なく、専用の購入場所やレストランがあります。
席は、すり鉢状で、最前列から10列位で、二人掛けになっています。
その机には、モニターがあり、様々な情報を見ることが出来る様になっていました。
又、アルコール類やソフトドリンクは注文すれば、席まで持ってきてくれます。
正に、至れり尽くせりです。
眼下に広がる、緑一面のターフをサラブレッドが駆け抜けて行く様は爽快です。
以前、リフレッシュは異空間にあるといったことを書かせてもらった記憶があります。
この場所も又、異空間で日頃の雑多な出来事を忘れさせてくれ、見ているだけでもリフレッシュ出来る感じがします。
競馬ひとつをとっても、そのプロセスが如何に大事であるかがわかります。
競争馬として、このターフに立てる馬はごくわずかです。
産まれた瞬間から、牧場の方々、そして、厩舎の方々、調教師、騎手など様々な人達が、携わりケアし、教育をし、成長させ、勝ち残った馬だけが、このピッチに立てるのです。
そして、実際のレースに挑むに当たっても、どのレースに出走するか?という明確な目標を設定し、そこから逆算して、どのような調教、ケア体制をとるかというプロセスを組み立て、時には、修正をしながら、出来るだけ万全の状態を持ってレースに挑むわけです。
時に「やるだけのことは、やった!あとは、結果を待つだけ」という言葉を耳にします。
この言葉の持つ意味合いは、実に重みがあり、深いと思うのです。
全ての考えられるプロセスはやりつくした。だから、必ず結果がついてくるはずだという、強い信念さえ感じられます。
ここまでのことをして、初めて勝つ権利があたえられるのです。
いくら強い馬といえども、このプロセスなしに勝つことは出来ません。
例え、勝ったとしても、それは一過性のもので、継続することはないのです。
これは、私達のビジネスにおいても全く同様です。
明確な目標を設定し、裏付けに基づく青写真、プロセスを描き、軌道から外れれば、即修正し、考えられることは、全てやりきったと言える人だけに、自信と結果がついて来るのだと考えます。
話を戻して、先般の戦績はといいますと、惨敗でした。
これも、又、準備不足ですね。
リベンジとリフレッシュを兼ねて、機会があれば、是非もう一度行って見たいものです。