こどもの日
皆さん、こんにちは!
ゴールデンウィークは如何お過ごしでしょうか?
私は東京に戻っています。
昨日までは生憎の雨で、少し肌寒くジャンパーが必要な感じでした。
今日は東京も天気に恵まれ、汗ばむ陽気で半袖で十分といった具合です。
私はというと昨日までは、映画三昧でゆったりとした時間を久しぶりに味わっています。
ところで今日は「こどもの日」ですね。
こどもの日とは、「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかると共に、母に感謝する日」として1948年に国民の祝日として、定められたそうです。
これは世界基準で国連においても「こどもの日」は制定されています。
日本では、古来より「端午の節句」がありましたので、それに合わせて、5月5日を「こどもの日」としましたが、世界的には6月1日が「こどもの日」として、制定されている国が多いようです。
日本の「端午の節句」は、奈良時代から続いているそうで、元々は月の端(はじめ)の午(うま)の日という意味で5月に限ったものではなかったそうですが、午(ご)と五が同じ音から、毎月の5日を指すようになり、やがて長じて5月5日となったようです。
「端午の節句」は「菖蒲の節句」とも言われ、強い香気で厄を祓う菖蒲やよもぎ餅を軒先につるし、菖蒲湯に入ることで無病息災を願うということです。
また、「菖蒲」を「尚武(しょうぶ)」にかけて、勇ましい飾りをして男の子の誕生と成長を祝うということで、江戸以降は男子の節句として定着していったようです。
身を守る「鎧」「兜」を飾り、「鯉のぼり」を立てて男子の健康・成長や立身出世を願います。
「鯉のぼり」は、登竜という激流を鯉が登ったといわれる、中国の伝説、登竜門から来ているそうです。
また、初節句には「ちまき」を2年目からは、新しい芽がでるまで古い葉を落とさないということから「家督か途絶えない」として「柏餅」を食べるそうです。
このような脈々と受け継がれている行事があると、私はついついそのルーツを知りたくなってしまいます。
何故なら、私達も歴史のリレーランナーとして、その意味や思いや伝統というバトンを後世に渡して行く責任があると思うからです。
どこの国においても、後世に脈々と受け継がれて行く、また発展・成長して行く為には、こどもの存在なくてはなし得ません。
私達が子供の頃は、同年代の子供たちも多く、空き地も沢山あり、放課後は日が沈むまで、近所の友達と遊んでいたものです。
今の日本の子供たちは、同学年が少なく、空き地もなく、何かするにしても倶楽部に入らなければ遊べないようですし、友達と一緒に遊んでいても方やゲームをし、方や漫画を読んでいます。
当然ながらこれらが全てではありませんが、私見としては「何か少し方向性が間違っているのではないか?」と危惧しています。
もう少し、子供たちが子供らしく居られる環境を作ってあげなくてはならないのかもしれません。
また、今はその親御さん達もお子さんに対して、経済面などにおいても以前より負担が多い感じがします。
いずれにせよ、いつの時代においても、安心して子供を産み育て続けられる環境を作って行かなければならないと思うのです。
ゴールデンウィークも残りわずかですが、幸い週末は天気も良さそうです。
親御さんは大変だと思いますが、皆さん、子供達と目一杯遊んで沢山いい思い出を作ってあげて下さい。