オバマ大統領再選
皆さん、こんにちは!
私は今、奄美大島に来ています。
以前のブログでご紹介をさせて頂きました会社の慰安旅行です。
当初9月末に予定していましたが、台風の影響で延期し、この時期にしたのです。
週末は少し天候は思わしくない様ですが、社員達と大いに楽しんでかえりたいと考えています。
さて、2012年、世界の指導者達の交代という節目の年である訳ですが、特にアメリカ、中国の指導者の交代は世界経済の動向に大きな影響を与えます。
先般、アメリカ大統領選においてオバマ大統領が再選を果たしました。
今、アメリカでは「財政の崖」ということが盛んに言われています。
これは、ブッシュ時代の大型減税の期限切れ及び強制歳出削減ということに端を発しています。
オバマ大統領が再選を果たした直後、「財政の崖」への具体的対策が見られないことから、市場が反発し株価は大きく下落しました。
為替に関しても、円高傾向に推移しそうな感じです。
来週は、中国において習近平氏へ指導者の交代があります。
中国においても国内外で様々な課題を抱えています。
国内にあっては経済成長の鈍化、失業率、貧富格差等々、国外にあっては特に対日本との関係をどの様にするのか?
このまま関係改善を放置することは、日本の投資だけでなく、他国からの投資も縮小して行く傾向になってしまい中国の経済に及ぼす影響も大きくなって来る筈です。
現に日本の企業は中小企業に至るまでチャイナ+1を模索し始めています。
日本においても今年中又は来年早々に指導者の交代がある筈です。
これも、長引く不況、パナソニックやシャープ等、家電メーカーの衰退等、国内経済をどの様に立て直すのか?
国外にあっては、対中国、対アメリカとどの様に対峙して行くのか?
課題が山積しています。
今や、どの国においても、アメリカ、中国、その指導者の考え方や方向性によって世界の分布図、動向が大きく左右され兼ねません。
日本と云えども、両国との関係の在り方によって経済に及ぼす影響は計り知れないのです。
会社にあっても、その社長の考え方や対外的な枠組みをどの様にするか?でその会社の方向性が決まってしまいます。
2013年は世界の指導者の交代と供に世界の分布図が大きく変わる可能性があります。
変化の時は大チャンスでもあり、また大きなピンチにもなり得ます。
今、私達は世界の指導者の交代をしっかりと見て、それぞれの考え方や方向性を確認し、それらを大局的に捉え、考慮した上で、自社の中期の計画を見直さなければならないだろうと考えます。