格言

皆さん、こんにちは!! よい天気が続きますね。 何をするにもいい季節です。 私も週末、以前から社員達と約束していましたゴルフに出掛ける予定です。 この時期のゴルフ場は新緑に染まり、その息吹を味わうだけでも気持ち良く、心身共にリフレッシュ出来る、そんな感じです。 週末に掛けて、天気も良さそうですので、皆さんもアウトドアを楽しまれたら如何でしょうか? さて、話は変わりますが、様々な本や偉人達の格言により、救われたり、やる気が出たり、目から鱗が落ちたり……と云う経験は皆さんも一度や二度はある事と思います。 今日はそんな偉人達のビジネス格言を1つ2つご紹介をさせて頂きたいと思います。 それにより、何かしら感じる所があり、次への糧となれば幸いです。 1つ目は、「一方はこれで十分だと考えるが、もう一方はまだ足りないかもしれないと考える。そうしたいわば紙一枚の差が、大きな成果を生む。」 この格言は、パナソニック創業者の松下幸之助氏のお言葉です。 これは全てにあてはまる事だと考えます。 例えば、私であれば経営において……もう十分だと考えてしまえば、会社の成長が止まってしまいます。 「そのままの事を守っている又は続けていていては、もはや退化が始まっている」と云う格言もあります。 特に、時代の変化が激しい昨今にあっては、常に経営者は「まだまだ不十分」と考え、あらゆる手を打ちながら前へと進んで行かなくてはならないんだろうと思います。 これは何も経営者だけに限らず、それぞれの立場で幸之助氏のお言葉を念頭に置き実践して行かなくてはなりません。 営業活動の場で……購買活動の場で……モノづくりの場で……出荷の場で……。 もっとブレークダウンをして、それぞれの商談の場で……社内MTG の場で…報連相の時に……情報収集の時に……などなど。 「本当にこれで十分」と云える位まで深堀をする意識、習慣、癖を身に付けなければなりません。 うわべだけで仕事のやり取りをしても新しいモノは何も発見出来ません。 商談時に徹底的に準備をして望んでいるか? 情報収集時に1社の主観やうわべだけの話ではなく本質まで聞き出せているか? 全ての活動、業務において、定期的に一度、立ち止まり、自身も去る事ながら部署や部門で徹底的にMTG が出来ているか? 「これで十分ではなく、もう1歩踏み込んで見る」そういった意識を持った仕事の積み重ねが、会社としてのノウハウとして蓄積され、「会社の強み」となる筈です。 これら、幸之助氏の格言を実践した最たる人物は、アップル創業者のスティーブジョブズ氏だと思います。 彼の悪なき探求心、妥協なき取り組みが世界を変える商品を生み出したと云えます。 私達は足元にも及ばない訳ですが、少なくとも幸之助氏の格言に耳を傾け1歩2歩踏み込んで物事を捉え、行動に移す、これ位は当たり前に行って行きたいものです。 そのスティーブジョブズ氏の格言を1つ。 「最も重要な決定とは、何をするかではなく、何をしないかを決めることだ」と言われています。 これは、経営者マター、場合によっては責任者マターです。 この言葉も今の激流時代には、考えさせられる蘊蓄のある格言です。 解説は控えますので一度、皆さんも考えて見て下さい。 幸之助氏もジョブズ氏も創業者としてあらゆる課題を潜り抜け成功を納められた方々です。 その格言にはビジネスとしてのヒントが隠されています。 私達はそれを理解し素直に受け取り実践して行きたいものです。