やらされ感はストレスの元
皆さん、こんにちは‼︎
いい天気が続きますね。
実に気持ちがいいですね。
ところで、皆さん、ゴールデンウィークは楽しくお過ごしになられたでしょうか?
私はというと、地元に不幸があり、そのお手伝いでバタバタとはしましたが、それ以外は何処へも出掛ける事はなく、比較的のんびりと過ごさせて頂きました。
しかし普段、休みの日でもめったに1日中、家に居る事がないので、2〜3日も休みがあると時間を持て余し、何をすれば良いのか?分からず、逆に体調がおかしくなる感じでした。
根っから、貧乏性にできている様です。
ゴールデンウィークも明けた事ですので、私も漸く普段の生活に戻り、また張り切って参りたいと思います。
さて、話は変わりますが、今日は先週からの続きで「嫌いな仕事を好きになろう!仕事を楽しむそのコツ6条」の第2弾をお届けしたいと思います。
第1弾は、不平不満や愚痴を減らそう!という事でした。
不平不満や愚痴を言っていても、仕事が楽しくなるはずはありません。
まずは自らが不平不満や愚痴を減らす努力をしましょうと‥‥‥。
それが、強いては仕事を楽しむ事に繋がるのだと‥‥‥。
その為には、「頑張っている=評価」と考えるのではなく、「結果=評価」という覚悟を持たなければならないという事でした。
極論でいえば、結果が出るまでのプロセス、過程(活動、スキル収得、意識改革)は、評価に繋がらないという覚悟です。
プロスポーツ選手と一緒の覚悟ですね。
彼らは、試合で結果を出さない限り、いくら練習を頑張っているといっても、それまでの過程は評価の対象になりません。
厳しい世界です。
ただ全ての会社では、プロスポーツ選手ほど評価に対して厳しくはありませんが‥‥‥。
会社において、結果=評価が100%なのは社長ぐらいです。
それ以外の方々は、それまでのプロセスに対して役職に応じ、大なり小なり評価はされているのが現状です。
しかし、それぐらいの覚悟をもって仕事に臨めば、不平不満や愚痴は自ずと減ると筆者は言われている訳です。
入社して直ぐに結果の出せる人は居ませんので、会社から給与を頂きながら、そのプロセスの教育をしてもらっている‥‥‥この様に受け止める事が出来れば、不平不満や愚痴は自ずと出る事はなくなり、逆に感謝の気持ちをもって仕事と対峙出来るのではないか?と考えますし、早く結果の出せる人材にならなければならない‥‥と思える様になるかもしれませんね。
やはり、仕事を楽しむにも、人から与えられたり‥‥環境を整えてもらったり‥‥人から言われて行動をするという「受け身」だけでは楽しめないのですね。
まずは、自らの主体的な意識改革は必須の様です。
本日は第2弾として、「やらされ感はストレスの元」というテーマで話を進めます。
筆者曰く、「毎日同じことをやらされていると感じる状態。それこそが仕事を楽しめない根底となっているケースが多い」と言います。
少し引用させて頂きます。
「新入社員として入社して以来、いつも言われる事だけを当り前の様にこなす日々に満足してしまってはいないだろうか?
入社1年目のリクルートならそれでいい。
しかし仕事に慣れてきたならば、同じ仕事をする上でももっと効率的に出来ないのか?
去年と同じ事を繰り返すだけでいいのか?
もっと考える事に時間を割いて欲しい。
まずは小さな事から‥‥。
会議の議事録のまとめ方や上司との連絡方法‥‥。
こうした方がもっと効率的じゃないだろうか?
時間短縮に繋がるのでは?
全員で情報が共有しやすいのでは?
今までのやり方に必ず沿わなければいけないという決まりはない。
どんな小さい事でも自身でアイデアを考え実行に移してみよう。
もうあなたはそこで「やらされている」と感じる事はないだろう」
‥‥‥と。
更に筆者は、考える習慣を身につけよう!とも言われています。
当り前の様に、日々、淡々と仕事をする習慣を捨て、「1つでも昨日と違う仕事をしよう」「毎日何か改善を1つでもしよう」と繰り返し思う様にしましょう‥‥それが考える習慣に繋がり、自らが主体的に行動する様になり、やがて気が付けば「やらされている感」が無くなっているという事です。
確かに‥‥私自身、振り返っても考えるという習慣は重要です。
商社を退社し、会社に戻った当初(当時25歳)、「何と会社は甘いなぁ」と感じ、会社の仕事も分からないままに、若き志だけが高く「もっとこうしよう‥‥ああしよう」と意気込んだのを覚えています。
しかし、慣れというのは怖いもので、暫くして仕事も覚えて行き、周りのぬるま湯に浸かり始め、言われた事だけをしている方が楽になってしまっていました。
当時はまだ、今と違って、目先の仕事をこなしているだけでも充分結果が出ている時代だったのです。
そしてやがて‥‥何も考えなくなって、不平不満や愚痴をこぼす様にもなっていた様に思います。
そうなると、やらされている感が半端なく、「仕事、早く終われへんかな」などと思う様になり、仕事なんて全然楽しいと感じられない日々を惰性で過ごしていたものです。
それから数年の月日が経ち27歳の時、1つの大きな転機がありました。
ワンマン社長であった父が病に倒れたのです。
よくよく考えれば、今までは、社長である父が1人で考え、指示を出し、言われた事を社員がこなす‥‥こんな感じでしたので、目先の仕事はあるにせよ、父の病が長期化をすれば、仕事を考えて指示を出す人間がいなくなります。
そうなれば、私も含め、自ら結果の出せない指示待ち人間ばかりだったので、たちまち何をしていいのか?主体的行動が取れず、町工場だった会社は簡単に行き詰まる事になってしまいます。
‥‥‥「ちょっと待てよ」今まで 、それなりに自分自身は受け身的でも、頑張っているつもりだったのに、よく考えて見れば、皆父に守られていただけなんだと馬鹿な私は気付きました。
その危機感が、まず私に主体的意識を目覚ましてくれました。
それから、「社長と言えども、誰か1人倒れて会社の危機が訪れるのはおかしい‥‥。
そうなれば、皆が路頭に迷ってしまう‥‥。
誰が倒れても企業として成長を出来る環境を作り上げなければならない!」という考えに至り、経営理念「百年の大計」を掲げる事になります。
それからというもの‥‥それを実現する為にはどうすればよいのか?を常に考える様になり、未だに湯水の如く、そのアイデアが止まりません。
もはや完全に考える事が習慣化されています。
365日‥‥いつでも‥‥です。
習慣化されていますので、全然、苦でも何でも無いのです。
25歳の私からは想像がつきません。
私の経験からしても、今回ご紹介させて頂いています「仕事を楽しむコツ6条」の第1弾、そして第2弾は仕事に向き合う上で非常に大事なポイントです。
まずは主体的意識を持ち覚悟を決める‥‥それにより考える習慣を身につける‥‥。
こんな順番だろうと思います。
私自身、今現在仕事を楽しめているかどうかは、正直分かりませんが、言える事は、25歳時の様な不平不満や愚痴はなく、やらされている感も全くなく、充実しているという事だけは断言出来ます。
これは今、社長だから‥‥ではありません。
当時27歳の若僧にでも出来た事なのです。
先週にもお話ししました様に、人生において一番長い時間を費やすのが仕事です。
私の自戒も込めて、皆さんには、出来れば早い時期に「仕事を楽しむコツ」を掴んで頂き、有意義な人生を送る事に、是非繋げて頂きたいと心底思うのです。