エッセンシャル思考
皆さん、こんにちは‼︎
また、今週は変な天気でしたね。
東京や関東では季節外れの雪が降りました。
この4月に雪が降るというのは、私の記憶ではありません。
宇宙時間や自然の摂理から行くと誤差の範囲内かもしれませんが、些か感覚的に気持ちが悪い気象の様に思います。
まだ、暫くは不順な天候が続くとの事ですので、ご留意下さいませ。
さて、話は変わりますが、皆さん、「エッセンシャル思考」という言葉を聞かれた事がありますか?
今、仕事に関しての考え方を、様々な角度からアプローチしたワードが飛び交っています。
それだけ、変化の激しい現代のビジネス環境においては、結果を出しにくいという事なんだと思いますし、それぞれがそれぞれの環境において、「これが正解」というモノが導き出せず、試行錯誤を繰り返しながら、仕事を進めているのだと感じます。
先程の「エッセンシャル思考」もその中の一つの考え方です。
本日はそれについて話を進めて行きたいと思います。
そもそも、「エッセンシャル思考」は、グレッグ・マキューン氏が提唱されている考え方です。
彼は、アップルやグーグルなど有名企業に対するアドバイザーを務めておられ、その考え方を広げるべく執筆活動や講演活動もされています。
少し極論ではありますが、彼は、「世の中には2種類しか存在しない。エッセンシャル思考ができる人とできない人だ」といわれています。
では‥‥「エッセンシャル思考」とはどの様なモノか?をご説明致します。
その目的は「99%の無駄を捨て1%に集中する」「最小の時間で成果を最大にする」‥‥これに尽きます。
エッセンシャル思考の基礎として、選択・ノイズ・トレードオフの3つの考え方・認識が重要であるといいます。
①選択
時間とエネルギーの使い方を選ぶ。
これしかないと思えるモノを選ぶ。
トレードオフを引き受ける。(トレードオフとは、一方を追求すれば、他方を犠牲にしなければならない状態や関係性の事です)
②ノイズ
世の中の大半のモノはノイズであり、重要なモノは殆どない。
少数のモノだけが非常に役立ち、大きな影響力を持つ。
仕事を減らし、成果を増やす。
成果を生まない努力はやめる。
今、何が重要かを考える。
③トレードオフ
何かを選ぶことは何かを捨てる事。「どうやって全てを終わらせようか?」をやめて「どの問題が一番重要か?」を考え取り組む。
重要でないモノは容赦なく切り捨てる。
最終形を明確にする。
この3つの考え方を基に、全てをやるのではなく、独自性を意図的に選び取らなければならないと言われています。
そして、1つの目標に対して、最短距離・最小時間で到達する道筋を描き、立ち止まらずに追いかける‥‥それが成功の秘訣であると。
ビジネスに対して様々な人が、様々な考え方を展開する時代です。
この考え方も、その中の一つとして参考にしてみて下さい。