稼ぐ社員‼︎
皆さん、こんにちは‼
今週あたりから、ほぼ全国的に梅雨入りですね‥‥‥‥。
本社工場眼下にある田んぼでは、水を張り、田植えの準備も進んでいる様です。
何か、ここ数年には無く、久しぶりに梅雨らしい天候が続いている感じがします。
どんよりしていて、雨が降ったり、止んだり‥‥‥。
ジメジメと憂鬱な感じもしますが、この時期に雨が降らないと困る方々も多いと思いますので、日本においては、なくてはならない時期なのかもしれません。
今‥‥‥政治・経済・市場の変化は目まぐるしい時代です。
気候の変化も、また、地球温暖化により確実に変わりつつあるものの、未だに、悠久より決められた季節の移ろいを、決まったタイミングで私達に見せてくれる‥‥‥‥‥‥これには、今の時代と反比例して、自然の変わらない力強ささえ感じる事があります。
時代が変わろうが、変えては駄目なモノ‥‥‥そして時代の変化と共に、変えなくては駄目なモノ‥‥‥‥‥こんな事を紡ぎながら全ての歴史があるのだと、改めて考えさせられる今日この頃です。
さて、話は変わりますが、あるデータによりますと、現在、日本の企業の70%が赤字に陥っているという事です。
時代の変化に対応出来ず、ジリ貧になっている企業が多く、赤字企業は増え続けているのだそうです。
答えは、至ってシンプルで、少子化というマクロ的な観点から、これからも市場は縮小傾向にあるという事は、紛れも無い事実な訳ですので、そのままのやり方を放置し続ければ、当然、ジリ貧になって行く‥‥‥‥これは道理です。
経営環境が急激に変化をする時代ではありますが、やはり、上記の問題は、厳しい様ですが、経営者に問題があると言わざるを得ません。
自戒も含め、改めて、そう思います。
どの様な時代になったとしても、経営者は方向を示し、原則、短期(1年間)で結果を出さなくてはなりません。
問題を先送りにしたところで、何も解決しませんし、誰も助けてくれません。
逆に、その様な立ち居振る舞いを、社長自ら行っていたとするならば、周りからの信用がなくなるのは必然です。
時代が変わっても、変えてはならないモノ‥‥‥時代の変化と共に、変えなくてはならないモノ‥‥‥この取捨選択を決断し、進むべき道を示し、社内外、賛否両論、理解度の差があろうとも、決断した道を信じて貫いて行かなければなりません。
社長とは、孤独なものですが、それだけの責任と覚悟と使命感を持って、しかも結果を出さなくてはならない‥‥‥言い訳の効かない職種なのです。
ただ、かくゆうものの、社長1人では、なかなか結果が出にくい時代になっているのも事実です。
社長の考えや方向性を理解し、力強く、押し進めてくれる人財を、社内外共に、増やす努力も一方ではして行かねばならないと考えます。
先般、「稼ぐ社員」という小冊子を読んでいました。
これは手法論では無い為、「気付く人」と「流す人」に分かれてしまうと思いますが、参考になればと思い、一部ご紹介をさせて頂きます。
『良い会社と悪い会社の違いは、ただ1つ‥‥‥‥良い会社は、自分達1人1人が作り上げるものと全社員が自覚し、「稼ぐ為の活動」を各々が行っている‥‥‥‥‥‥。
どんな社員でも、自分の会社が良い会社である事を願っているはずだ。
しかし、長年、良い会社と言われてきた会社が突然倒産したり、リストラを強いられたりするのは何故だろう?
それは、時代の変化はあるにせよ‥‥経営者の責任はあるにせよ‥‥各々が、目先の仕事に流され、時間に流され、本来の「稼ぐ為の活動」をしなくなり、良い会社を作ろうという緊張感が失われた結果だ。
例え、今は業績の悪い会社であったとしても、社員1人1人が良い会社を作ろうという強い意欲があれば変わる事は可能である。
元気な会社を観察してみると、どん底から這い上がってきた会社ばかりだ。
社員1人1人の思いが結実した証しだ。
良い会社を作る核となるのは、社長や上層部ではなく、課長と中堅社員でなくてはならない。
何故なら、社長や上層部は、年齢も上で、毎日、檄を飛ばしている‥‥‥。
そういう人種だ。
従って、社員達にとっては極当たり前の光景で真剣味に欠ける。
課長や中堅社員がその気になり、率先垂範し、稼ぐ姿勢を見せる様になると、上層部では出来得ない気運が社内に高まり、その言動に説得力が増すものである。
この課長や中堅社員の巻き込み力が強いのが、良い会社の特徴である。
稼ぐ意識の希薄な人達に言いたい‥‥‥‥‥。
あなたは、会社に甘えていないだろうか?
会社は、1人1人が稼ぐ活動をし、結果を出さなくてはならない。
その会社目標にどれだけ貢献したか?が評価であり、対価となるのである。
あなたが稼がないと、誰かが変わって稼いでくれ、その尻拭いをしてくれている事に気付かなければならない。
扶養家族では駄目なのである。
大なり小なり、自らが世帯主とならねばならない。
世帯主が稼がないと「家族は飯が食えない」‥‥‥この危機意識と自覚・覚悟・使命感を持たねばならないのだ。
また、仕事の基準を高くするプライドも必要だ。
どんぐりの背比べで、自分より下がいるから‥‥‥周りもこのレベルだから‥‥‥‥‥これ位で大丈夫‥‥‥‥しかし、上はしっかりと見ている‥‥‥会社目標との貢献度合いを‥‥‥全てがリストラ対象者だと‥‥‥‥。
少なくとも、周りはどうであれ、昨日の自分より勝る仕事をするプライドを持て‥‥‥。
大きな商いを顧客・仕入先とするプライドを持て‥‥。
そして、稼ぎに繋がらない価値のない仕事はするな‥‥‥。
ビジネスはボランティアではなく、価値の創造‥‥真剣勝負だ。
稼ぎの出来ない、いい人だけでは、もう失格だ。
一生懸命は、もはや死語である。
綺麗事や泣き言は言わず、稼ぐ!‥‥‥‥その意識と活動、そして結果が問われているのである』
ちょっと過激な言葉もありますが、現代においては、泥臭く「稼ぐ」という生々しい言葉の表現の方が、よりビジネスの本質を意識でき、胸に刺さるかもしれません。
私も良く管理職達に、結果を求め‥‥仕事以外でも、飲みニケーションの奨励をしています。
監督がいくら喧しく言っても限界があるのです。
チーム力というものは、監督も去る事ながら、チームキャプテンが‥‥‥‥また、チームの核となる人間が、結果を出し、チームを巻き込みながら引っ張って行く‥‥‥‥この様な組織になれば、チームは強くなると考えています。
だから、管理職達に結果を求めますし、また同時に結果が出し易い様な環境作りや、最大のフォローもします。
そして、監督抜きでの、飲みニケーション‥‥ガス抜きを奨励しているという訳です。
会社を支える土台となるのは、社長や上層部だけではありません。
そんな会社は強くないのです。
社長が転けたら、皆んな転けてしまいます。
会社を支える土台は、城の石垣と一緒です。
大きな石もあれば、中ぐらいの石もあれば、小さな石もある‥‥‥‥‥。
小さな石だけでは、当たり前ですが、到底、城を支える事は出来ません。
しかし、大きな石だけでも土台には成り得ません。
城を支える絶対的な大きな石があり、中ぐらいの石があり、その隙間を埋める様に小さな石がある‥‥‥このバランスによって城が支えられているのです。
そして、城を支えるという目的は、どの石にも共通しています。
無駄な石は存在しないのです。
どの石にも意味があるのです。
上述の言いたい事は、会社においても同様で、まずは全社員が、作業や業務や御用聞き、指示待ち‥‥相手主導の受け身ではなく、「稼ぐ」という主体的な意識を共有し、営利目的に向かって活動をする軍団でなくてはならないと言われているのです。
上述の論理からすると、この意識が無いと無駄な石‥‥会社にとっては、いらない石になってしまうという事です。
加えて、小さな結果を出す人ばかりの集まりでも、到底、会社という城は支えきれません。
どんぐりの背比べ‥‥‥‥烏合の衆です。
会社を支える為には、城と同様に、会社目標に大きく貢献でき、絶対的な結果を出す大きな石、そして中ぐらいの石、その脇を固める小さな石‥‥‥‥このバランスが必要で、大でも、中でも、小でも‥‥‥良い会社を作る‥‥稼ぐ‥‥という共有の意識があれば、必要な人財ばかりです。
繰り返しになりますが、会社も城も、土台を支える大きな石‥‥‥‥これは必要不可欠です。
この大きな石が、集まれば集まるほど、大きな城が立つ‥‥‥‥‥会社で言うと、会社目標に大きく貢献する人財が、増えれば増えるほど、会社は成長する‥‥‥‥こういう事です。
その会社を支える大きな石‥‥‥これに、課長や中堅社員がなれば、その会社は強いと言われているのです。
その上で、大きな石は大きな石なりに、中ぐらいの石は中ぐらいの石なりに、小さな石は小さな石なりに、その目的の為に何をしなければならないのか?
そして、どの様な結果を出さなくてはならないのか?を追求し、実行して行かなければならないという事です。
稼ぐ‥‥‥‥‥‥一度、泥臭く、考えてみませんか?
自分自身が一皮剥けるかもしれないですよ。