50年‥‥‥

皆さん、こんにちは‼

早いものですね。

もう‥‥‥6月です。

 

今週は暑さも幾分かはマシな感じがしましたが、その分、朝晩の寒暖差が激しく体調を壊しやすいようです。

 

私も風邪を引き、ちょっと熱っぽい感じがします。

 

皆様、体調には十分なケアをされてください。

 

さて、話は変わりますが、6月といいますと、私達の会社の年度末でもあります。

 

昭和43年に会社設立をし、今年49年目の決算を終え、次年度はいよいよ50期という節目の年を迎えるという事になります。

 

日本の多くの企業は、昭和40年代(1965年〜)創業が一番多いといわれています。

 

そこから日本経済の躍進が始まったとするならば、2015年をもって約50年が経過した事になります。

 

躍進‥‥そして変動の50年を振り返ってみましょう!

 

昭和40年代‥‥折しも時代は高度経済成長(1954年〜の約20年間)のど真ん中‥‥‥その時代の波に乗り、若い20代〜40ぐらいまでの方々が中心に企業を興す‥‥‥そこに団塊の世代の方々が入社し、高度経済成長という大きなフォローの風の中、各企業共、順調に業績を伸ばす‥‥‥そして日本という会社もまた、ドイツを抜き、世界第2の経済大国へ‥‥‥‥‥しかし、1970年代に入り、2回の原油の価格高騰に端を発し、オイルショックが発生‥‥‥経済成長は止まり、フォローの風が無くなるも、ただこれは一過性で、1980年代半ばからは、再び空前絶後のバブル経済に突入‥‥‥‥‥1990年前半にバブル崩壊‥‥‥‥‥‥‥‥1990年後半〜2000年代に入り‥‥‥今までのインフレ経済からデフレ経済へ‥‥‥‥完全に潮目が逆転‥‥‥2008年アメリカ金融不安に端を発したリーマンショック‥‥‥‥‥‥‥そして現在‥‥‥‥‥‥少し粗っぽいですが、時代の転換に焦点を当てると、上記の時代変遷の中で、各企業とも、この50年を歩んできたといえます。

 

私達の会社も約50年になりますので、正に、上述の時代の中でビジネスを展開してきた事になります。

 

いわば、1960年1970年代〜約2000年までの約、30〜40年は、10%を超える経済成長と、バブル経済に支えられ、少なくとも、真面目に一生懸命、目の前の事、目の前のお客様を見てさえいれば、ある程度、企業業績は問題なかったといえます。

 

しかし、2000年代からの時代背景はそれまでとは間逆です。

 

従って、間逆という事は、目の前の事を一生懸命やっているだけ‥‥‥お客様を見ているだけ‥‥‥では業績に反映せず、淘汰をされる時代になってしまった事を意味します。

 

先般も「事業転換」「ビジネスモデルの取組み」というテーマでの講演依頼があり、行ってきました。

 

そのような、依頼がある事自体、特に、この2010年代に入り、皆さんの時代認識が明確になり、「今までのままでは駄目だ」という危機感が増してきた証拠だろうと思います。

 

1970年代には、華やかでなかったソリューション事業‥‥‥‥営業支援ツール会社などの急激な成長をみても、今の危機を物語っていると思います。

 

これは、モノが売れた上述の時代では、考えられない事です。

 

時代における今のビジネス環境では、そのようなソリューション事業に対する要望が高いという事なのです。

 

これからの世界経済→そして日本経済を考えた時、高度経済成長やバブルのような夢物語な時代はやってきません。

 

経済は限りなく低い成長になって行きます。

 

となれば、企業として、時代時代に合った事業の推進‥‥‥‥改めて感じます。

 

私が会社に戻ってきたのは、1985年、丁度バブルが始まる頃でした。

 

従って、目の前の事、目の前のお客様だけをみて、一生懸命仕事に打ち込んでいました。

 

そして、結果も伴っていました。

 

しかし‥‥‥1990年代に入り、様相が変わってきたと感じました。

 

1991年4月‥‥売上が前年比2%落ちたのです。

 

当時、私は営業の責任者でした。

 

営業の責任者は、当然、決められた目標数値に責任があります。

 

毎月の売上推移を月末には必ず検証していましたので、「おかしい」と即座に思ったのでした。

 

戦後の日本経済、政治、産業構造から考えると4月に売上が落ちた事はなく、また、上述のように時代はバブル期でした。

 

そんな背景から、落ち込む事は考えにくく、「おかしい」と感じたのでした。

 

営業責任者として、数字に対する責任があり、毎月検証を重ねる中で、いち早く、異変に気付く事が出来ました。

 

その翌年から、バブルが崩壊しだし、上述の2000年代に突入して行く訳です。

 

従って、1990年代からの約25年間、私の仕事人生は事業転換の連続でした。

 

潮目が変わった事が最大の理由ですが、最早、従来の延長線上では、数字責任が果たせないと考え、構造改革が必要との判断からです。

 

創業事業は受注生産型の金属部品の製造販売→百均事業→モノづくりのソリューション事業→共同購入型ソリューション事業‥‥‥‥と時代に合った事業転換を繰り返しながら、進むべき道を、今もなお歩んでいるところです。

 

そして‥‥‥‥次年度、50期を迎える事になりました。

 

事業は30年‥‥‥今や18年とも10年ともいわれる時代です。

 

このような変遷、会社の歴史を考えた時、感慨深いものがあります。

 

今、私は2020年までの「5ヶ年計画」を作成中です。

 

49年を1つの区切りとし、50期から、また、新たなスタートラインに立って、そこからの5ヶ年が、仕事人生の集大成‥‥‥このような気持ちで臨む覚悟です。

 

その為に、現在進行中のビジネスモデルを中心に、飛躍的な未来進行形の5ヶ年計画を作るつもりです!

 

そして、それを全社で共有し、50期からは加速的に計画を推し進める所存です‼

 

 

モノづくり課題解決事業及び開発サポート事業

 

誰かを幸せにする歓びを共に‥‥‥‥

www.monocoto.life