森羅万象

皆さん、こんにちは‼

今週は雨もあり、また少し寒さがぶり返した感じでした。

三寒四温という様に、この時期は寒さ、温かさを繰り返しながら春へと移行して行くものですね。

今日、震災5年目を迎える東北地方においては、今週前半、にわか雪の予報でした。

心身共、温かくなるにはまだまだ時間を要する事になりそうな感じです。

あの大震災から5年の月日が流れてしまいました。

時間の経過と共に、日常を取り戻す事が出来ている人達も多い反面、まだまだ困難な状況の中、復興への長い道程を覚悟しながらも、必死で頑張っている人達も多く多くおられるのではないかと思います。

しかし、一方で時が経つにつれ、ニュース報道もあまりされなくなり、少しずつ風化して行く現状があります。

人とは勝手なもので、当時感じていた思いも又、少しずつ希薄になっていくものです。

5年経った今も、復興はまだ道半ばです。

今日3月11日‥‥‥今一度、思いを馳せる日にしたいものです。

そして、自分が出来る支援の1歩を‥‥行動をして行きましょう‥‥‥‥‥‥。

さて、話は変わりますが、3月は多くの企業で年度末を迎えます。

現段階において、国内総生産の額は前年度と比べほとんど増えていません。

しかし、一部の上場企業の利益額は増加しています。

単純に考えれば、一部上場企業への納入業者‥‥いわゆる中小企業の利益が減っているという事を意味しています。

企業が成長する為には、大きな設備投資や事業構造を抜本的に変える事が必要です。

それらが叶わない場合、生産性を上げるしかありません。

例えば、人数が減ったのに売上利益が上がる‥‥人数が減っても終業時間は変わらない‥‥‥1人で10件の担当顧客が20件になる‥‥‥業務時間が短縮される‥‥‥‥‥‥などなど、挙げればキリがありません。

これらの事を各々の携わる仕事において押し進めて行くと、それぞれの生産性が上がり、

企業成長と収益の増加に繋がるという訳です。

しかし、それには社員達が、課題抽出力や課題解決能力など、新しいスキルを身に付けなければなりません。

 

今までのスキルの延長線では同じ事の繰り返しになり、大幅な生産性の向上にはならない訳です。

 

しかし一方で、経営者達は、社員のスキルアップの為、自己啓発も含め、コンサルなどを導入し、ワンステップ上がってもらえる様、あの手この手で経営資源を注ぎ込まれ、人材育成に躍起になっているはずです。

 

時には、厳しく指導をする事もあるでしょう。

 

ある方曰く、新しいスキルを習得するには、集中的な努力が不可欠ですと言われています。

 

どうするのか?と言いますと、ギリギリのプレッシャーやお尻に火の点いたプレッシャーの中で仕事をさせ、結果を出させる事‥‥‥だそうです。

そうすると、一瞬で仕事の技術が体得出来ると言われています。

 

確かに、ほとんどの経営者の方々は、一度や二度、完全にお尻に火の点いたプレッシャーの中で、期限までに100%の結果を出す事を強いられ、それをやり遂げて来られているはずです。

 

その様な修羅場を潜り抜けて来られた結果、一瞬でその都度新しいスキルを身に付けられ、数段階ジャンプアップしていると言えるかもしれません。

 

結果が大事なのか?過程が大事なのか?という議論がありますが、原則として、ビジネスはボランティア活動では無く、営利を目的としている以上、結果が全てです。

 

時には、結果の為には手段を選ばず、非情さが必要な時もあります。

 

特に上に立つ人達には結果を求められます。

 

自身を追い込む‥‥‥そして期限までに結果を出す‥‥‥そこから逃げていたのでは、いつまで経っても新しいスキルは身に付かない又は身に付くにしても、かなりの時間を要してしまう事になってしまいます。

 

今日3月11日‥‥‥東日本大震災‥‥‥多くの尊い命が犠牲になってしまいました。

 

そんなドン底の中、現実を受け止め、そこから自身の目標が定まり、今、その目標に向かって突き進んでおられる1人の女の子がおられました。

 

苦労をしたくないというのが誰しも素直な気持ちでしょうが、好むと好まざるに関わらず、女の子はそんな境遇になってしまいました。

 

そのドキュメンタリーを観た時、ドン底を味わい、そこから前向きに生きる人の無限の可能性‥‥‥そこ知れぬパワーを感じました。

 

1人の女の子が‥‥‥です。

 

従って、誰にでも考え方一つで出来る事なのではないでしょうか?

 

今、私達は、生かされているだけで有難いと思えますし、又、生かされているものとして、何を為すべきなのか?

こんな事も考えてしまいます。

 

3月11日‥‥‥自分自身を見つめ直すには、丁度いいタイミングです。