情報のコントロール

皆さん、こんにちは! また桜のシーズンがやってきましたね。 ついこの間、桜を眺めた様に思いますがもうあれから1年が過ぎたのかと思うと本当に時の経つのは早いものだと改めて感じます。

さていよいよ4月 新しい年度の始まりです。気持ちも新たに景気も一層上向いて欲しいものです。

しかし最近では鳩山総理のリーダーシップ不足が露呈し、亀井問題や普天間問題など迷走している様に国民から見えます。 これでは不安が募るだけで前には進みにくい状況になってしまいます。

トップとして大事な仕事として情報のコントロールがあると私は考えています。 本当にトップの思いを理解し、実務力があり前後左右を考えて言動してくれるブレーンであれば任せても大丈夫だと思いますが、そうでない場合 情報が意図しない形で表に出てしまうことは良くあることです。

当然ながら意思決定までにはトップと言えども思考錯誤する時間が必要なわけですが、その間に中途半端な情報が出てしまうから問題が表面化して余計にリーダーシップがなく閣内不統一と見られるのです。

一番怖いことは、外的要因ではなく、会社も国も内部崩壊だと私は考えています。 この場合解決策は2つです。 本当にトップの思いや考えを理解し実務力があり、信頼出来るブレーンを置くか、完全に配下に置き情報をコントロールするかのどちらかしかありません。

そうすることで組織内、外においても風通しの良い環境を作ることが出来、あらぬ情報や噂によって振り回されたり、嫌な感情を抱いたり、不協和音が出たりなどと云うことが無くなると思います。

この様なことはどこの組織にもあることですが、その多くの場合、極限られた自己顕示欲の強い人によってなされるものです。

その様な人を引き上げ重要ポジションにつければつける程、私の経験から判断すると廻りに対する害の方が大きい様に思います。

上に立てば誰を本当に引き上げるか?そしてどの情報をコントロールするか?も組織を運営していく上において大事な要素だと痛感しています。

それを整えることによって組織の内外の人達が気持ちよく仕事に従事出来る1つの要因になるのではないかと考えるのです。