人財
皆さん、こんにちは! 本当に暖かくなってきましたね! 私は今日は東京にいますが営業所近くの桜は少し蕾が膨らんできている様です。開花予測は21日から24日位だそうですが、おそらく満開は3月末頃になるのではないか?と思います。今から待ち遠しい気持ちです。
話しは変わりますが、最近ニュースや新聞などで経済動向が上向いてきたと云うことが頻繁に報道されています。 社長ならずとも気になるところではありますが、先週のブログでも紹介しました様に雇用と云うところではまだ厳しいと思います。雇用が増加しない限り本質的な景気回復はないと思います。
雇用を抑えリストラをし業績をよくすると云うことは短期的には必要なことかもしれません。 しかしその人達にも生活があり守るべきものがあるはずです。
会社は雇用を守り増やすことで地域や国に対して貢献している側面がありますし、その人達を仕事を通じて社会人として成長していってもらうと云うことが最大の貢献になるのではないか?と思うのです。
最近どうも人に対して淡白な感じがします。 一般的に経営資源は「人」「物」「金」「情報」と言われます。
企業は売上、利益を上げなくてはなりません。 その為に経営資源を売ったり買ったりするわけですが、「人」も同じ扱い方になっている様に思います。
確かに変革の時代にあって人の価値観を変えることや教えることは容易なことではありません。 変革の速度と人の成長、理解の速度そしてその結果のギャップに悩まされることもあるでしょう。
一番管理コストがかかるのが人件費です。 「今の時代にそんな金も時間も余裕はない」「甘い」と言われる方もおられるでしょう。 しかし、人なくして会社が存続しないのも事実です。 人の無限の可能性を信じ、教え続ける、言い続けることが大事ではないかと思います。 会社を成長させ、社員を守るには遠回りな様ですが、これしか方法はないと確信しています。
いずれにせよ、人を尊重し教育を放棄した企業や国には未来はないと思うのです。