温故知新
皆さん、こんにちは!
暑い日が続きますね。 この様な時期は晩も蒸し暑く寝苦しいとは思いますが充分な睡眠が疲れを取ってくれると考えます。
暑さ厳しい折りですので体調管理にはご注意下さい。
さて先週は私の歴史観の一端を披露させて頂きました。今週も少し続きになるかもしれませんが、私自身日本の歴史において、欠かすことの出来ない恩人が2人いると考えています。
それはやはり、織田信長と坂本龍馬ではないかと思います。
何故なら彼ら2人は、激動の歴史に変革をもたらし、次の時代へと日本を導いてくれたからです。
あのまま戦国時代が続いていたら… あのまま江戸幕府が続いていたら…
と考えるとおそらく日本はどこかの属国になっていたのではないかと思うのです。
彼らの性格は対局の位置にあると言ってもよい位、真反対だと思います。
片や織田信長は冷酷非情で残虐も持さない強引さがあり、片や坂本龍馬は争いを好まず話し合いを持って調和を図ると云う性格だったのではないかと思います。
しかし、私はこの2人には多くの共通点があると感じています。
まず一つ目は世界観です。 その時代、多くの人が日本における自分の立場と云うことを考えていた時に、彼らは世界における日本と云うことを見据えていたと思います。 次に好奇心です。
兎に角、今の現状や新しい情報を誰よりも早く且つ正確に知ろうと自ら行動しています。 そして柔軟な姿勢です。
新しいものを否定するのではなく、まずは受け入れて見ようとする姿勢です。 半ば今で云う朝令暮改的にいいと判断すれば前言を否定して素早く受け入れて行くのです。
人よりも強い信念、志と云うことの共通点もありますが、上記が私の感ずる思考の共通する主だったところです。
彼ら2人は思考において、そんなに違いはなかったのではないかと思うのです。
ただその性格の違いから、時代を変える手法が、強引型と調整型になっただけなのだろうと思います。
これら共通の考え方に、今の時代を切り開くヒントが隠されている様に思います。
温故知新と云う言葉があります。 日々の仕事に忙殺しているとなかなか先の事に目が行かない時があります。
その時は一度立ち止まり、先輩達や先人達が試行錯誤しながら歩んで来た道を思い返す事によって、新しいものが発見出来るかもしれません。
最後にもう一つ織田信長と坂本龍馬の共通点として、2人とも新しい時代が来る僅か前に、その強引さから又、既得権を脅かされた輩から志半ばにして暗殺されてしまいます。
何かこれも不思議な共通点を感じます。
温故知新 古きを訪ね新しきを知る。