ピーター.F. ドラッカー

皆さん、こんにちは!

スッキリしない天気が続きますね。

あちらこちらで極地的な豪雨が降り、被害もかなり出ていると聞きます。

被害に遭われた方々にはご苦労、ご心配の日々をお過ごしのこととお察し致します。心よりお見舞い申し上げます。

又、梅雨明けまではこの様な豪雨もまだあると思われますので、皆さんも十二分にご注意下さい。

さて今日は「経営の神様」「マネジメントの父」と云われたドラッカーが、彼の死後再び注目をされる状況になって来ている様ですので、少しそれにちなんで書かせて頂こうと思います。

彼は2005年に95.6歳で亡くなるまでに実に多くの書籍を世に出し続けています。 私が彼の書籍に出会ったのは大学卒業後、就職をするまでの期間だったと思います。

就職をする前にケジメをつけておきたいと思い、冒険旅行もそうですし、経理学院も短期で受講しました。 その時に彼の本も読みましたが、難し過ぎて理解出来ないまま、ただ読んだだけだったと記憶しています。読んだのはその一度だけです。

それからかなりの時を経て、前述の様に脚光を浴びる様になりましたので、今また読み始めているところです。

しかし、今回はあれだけ理解出来なかった内容が、日頃私が社員に話していることとあまりにも酷似していることに驚きもあり、言われている事がよく理解出来ます。試行錯誤しながら、考え抜いて決断、行動し続けて来たことに手前味噌ですが狂いは無かったと再確認出来た感があります。

やはり何事においてもそうですが、仕事とは?会社とは?を真剣に突き詰めて考え向き合い続ければ、時間の差はあるもののその本質は、ドラッカーの様な天才であれ私の様な凡才であれ誰が考えてもほぼ同じ結論に到達するものだと思いました。全然理解出来なかった頃から随分時間が経ちましたが、少しは自分も成長したなぁと感慨深いものがあります。

そんな中からドラッカーの有名な5つの質問と云うものがあります。

現在責任者の方は言うに及ばず、若い方もこれらのことを念頭におきながら仕事に向き合えば、また新たな方向が見えてくるかもしれませんのでご紹介したいと思います。

1*「顧客」とは誰のことですか?

2*「顧客にするべきこと」とは何ですか?

3*「成長」とはどうなることですか?

4*「人を生かす」「働きがい」とはどういうことですか?

5*「イノベーション」とは何をすることですか?

どうでしょう? この様なことを考えて仕事に取り組んでこられましたか? 視野、時間、深さなど奥行きがある質問で的を得ている様に思います。

ちなみに私達の会社では、「顧客」とは、共に未来を創造して行ける会社。 「顧客にするべきこと」とは、喜んで頂けるサプライズを提供すること。 「成長」とは、売れる仕組みが構築されること。 企業価値を高めること。 「人を生かす」「働きがい」とは、その人に相応しいステージを提供し、社会に貢献していることを実感出来る事業を展開すること。 「イノベーション」とは、自社販売ネットワークを確立すること。

として、全社員共通の認識のもと、その実現に向けて邁進しているところです。

ドラッカーが亡くなろうが、その考えは普遍の原理として語り継がれていくのだろうと思います。

又、彼は数々の名語録も残していますので、このブログにおいても折りを見てご紹介させて頂きます。

もし機会があれば是非一読をお勧め致します。