ご連絡です。
皆さん、こんにちは‼︎
春らしい陽気になって参りました。
桜もアチコチで見頃が終わりつつあり、
これからは東北、
そして北海道へと桜前線も移ります。
丁度良い時期です。
残り僅かな桜を見に‥‥また行楽に出掛けてみては如何でしょう。
さて、話しは変わりますが、先週はコーポレートサイトのリニューアルもあり、ブログをお休みさせて頂き、申し訳ありませんでした。
この4月1日に完全リニューアルをしましたので、一度覗いて見てください。
また、リニューアルに合わせて、コラムも始めました。
コラムはより経済、経営、市場に即した客観的内容になっています。
このブログでは日常の身近な仕事面に即した主体的内容や考え方になります。
どちらも参考にして頂ければと考えています。
コラムは原則として毎週金曜日に更新をさせて頂く予定になっています。
ブログは原則として2週間に1度‥‥これも金曜日に更新をさせて頂きます。
ブログにつきましては、今まで毎週金曜日に更新をさせて頂いていましたので、出来るだけ、そのようにはしたい‥‥との思いはありますが、コラムとの兼ね合いもありますので、当面は上記のような内容で更新をさせて頂きたいと考えています。
どうぞ、ご理解を賜りますよう宜しくお願い致しますと共に、今後共、このブログ(飛耳長目録)‥‥そしてコラム‥‥引き続きご愛読くださいますよう重ねてお願いを申し上げます。
ブログの更新は次週4月21日より、原則2週間に1度となります。
今日の所は、お願い方々、ご報告とさせて頂きます。
*ブログタイトル「飛耳長目」について‥‥
飛耳長目とは四文字熟語で、直訳すると「飛耳(ひじ)」とは、耳をそばだて、遠近の事をよく聞く事ができる耳‥‥「長目(ちょうもく)」とは、遠くまでよく見通す事ができる目‥‥‥‥‥‥‥。
従って意味合いは、物事の観察に鋭敏で見聞が広く精通している‥‥‥このような意味になります。
私が飛耳長目という言葉を知ったのは、吉田松陰の教えを書き記した「飛耳長目録」と出会った時でした。
当時、バブルは崩壊し、引き継いだ創業事業の売上は激減し、新たな商品事業も中々採算が取れず、会社存続も危うい時期でもありました。
それを読み、「長目」‥‥遠くまで見る‥全体像を俯瞰してみる事の重要性、目先も重要ではあるが近未来の姿を描き(ビジョンや夢やゴール)突き進む事の重要性を学び、その為には「飛耳」‥‥耳をそばだててしっかりと聞く‥素直に主体的に、周りの人の話しや、自ら出掛け様々な人達に話しを聞く重要性を学びました。
そして何よりも物事全てに対する原則的な考え方を学びました。
当時は1年で300人の人達に話しを聞き、狭い創業事業の見識や業界の非常識‥‥そこから来る自身の考え方の狭さや甘さが俯瞰で理解でき、大海原へ漕ぎ出す決心が出来たように思います。
吉田松陰が山口県萩市に松下村塾を開き教えていた期間は、僅か2年足らずです。
その期間に明治政府の要人として活躍した人財を多く輩出しています。
初代内閣総理大臣 伊藤博文もその1人です。
未だに山口県出身の総理大臣が一番多いのも吉田松陰の教えがあったからかもしれません。吉田松陰の教育は、読み書き、そろばん、論語もさる事ながら、「日々起こっている事をテキスト」にしていました。
『なぜ、こんな事が起こるのか?
それが国(企業)や国民(社員)の為に良い事なのか?悪い事なのか?悪いとするならば、どうすれば解決出来るのか?そして、現状に甘んじず、もっと国(企業)を良くし、国民(社員)の生活を豊かにするには、どうすれば良いのか?これを絶えず考えなさい‥‥‥そしてその解決の為の実行をしなさい』‥‥‥‥‥‥
この教えが吉田松陰「飛耳長目録」の原点です。
私もどん底に喘いでいる最中、この言葉に助けられ、再び活力を取り戻し、会社の為‥‥社員の為‥‥に一身を捧げる覚悟で今日まで歩んで来ました。
教育というものは百年の大計と言われるぐらい重要なものです。僅か2年という短い期間で重要人財を輩出した教育方針‥‥そして100年にも及び受け継がれる教え‥‥‥‥‥。
企業も時間を無用に掛けて教える事は出来ません。
吉田松陰の教育方針をベースにおいて、日々起こった事や起こるであろう事、又は考え違いをしている事などを題材にブログを書き、社員の方々や周りの方々にとって「考え方の参考」にしてもらおう‥‥‥‥。
それにより考え方やモノの見る目、見方の原点が論理的に理解できれば、短期間で成長する人財が現れるであろう‥‥‥‥‥‥それが長じて、会社の成長に繋がり、多くの社員達の幸福にも繋がるはずだ‥‥そして受け継がれて行くはずだ‥‥そんな思いでした。
最初は社員に言われSEO対策の1つとして毎週始めたブログですが、折角書くのなら、社員達や周りの人達の為になるものを書かなくては意味が無い‥‥そんな目的からタイトルを僭越ながら「飛耳長目録」とさせて頂いた次第です。
吉田松陰
文政13年8月4日生、日本の武士(長州藩 現山口県)、教育者、思想・哲学者。
一般的に明治維新の精神的指導者・倒幕論者として知られる。
私塾「松下村塾」を開き、明治政府要人を多数輩出。
安政の大獄で斬罪‥‥享年29歳