one is all

皆さん、こんにちは!

先週の土曜日、約1年ぶりに息子の舞台を見に行ってきました。

堂本光一さん主演の「Shock」と云う舞台です。 これは「放浪記」「屋根の上のバイオリン弾き」「ラマンチャの男」などと同様にロングランで公演されている舞台で、今年で10年になるそうです。

今までジャニーズの舞台は3回見に行きましたが、今回の舞台が個人的には一番素晴らしいと思いました。 主演の堂本光一さんは勿論のこと、ヒロインの女性、ジャニーズのメンバー、他脇を囲むメンバー、どの方々も素晴らしく、又ストーリーや背景にもそのメッセージがあり、3時間と云う長さを感じさせない位でした。

やはり10年続くのがうなずけます。

その中で私が最も感心させられたことは、舞台が新鮮であると云うことです。

彼らは毎回多少のアドリブは入るのでしょうが、何百回も同じことをやり続けているわけです。 惰性的なところやマンネリなところを微塵にも感じさせません。

私の様に10年間で初めてと云う人も沢山おられるわけですが、そういったことを感じさせず、新鮮な舞台を届けてくれることに流石だと関心するのです。

これは当たり前の様ですが、当たり前のことを当たり前の様に行うことが 一番困難なことです。

私達の仕事においても沢山の商品を作り最終的には流通を経て個人個人にお届けするわけですが、その日常業務は事務的になりがちです。

今回の舞台を見て私が新鮮に感じた様に、「一回一回自分達は何百回やっているかもしれないが、今日来られているお客様は一生に一度かもしれない」と云う思いで一回一回の舞台を丁寧に誠実に積み重ねて来られたのが痛い程わかります。 私達の仕事においても見習わなければならない点が多々ある様に思います。

one of themではなく、one is allを肝に銘じ日々の仕事に向かわなくてはならないですね!