【保存版】ノベルティの作り方とは?作り方の流れやポイントを詳しく解説!
本記事は、ノベルティ制作会社「コシオカ産業株式会社 MONOCOTO Design Lab事業部」が執筆しております。
「ノベルティはどうやって作る?」「作るときのポイントは何?」と疑問を抱えていませんか?
ノベルティの作るポイントがわかっていないと、ノベルティの効果が発揮できません。
ノベルティの作り方は主に「既製品名入れ」「セミオリジナルオーダー」「フルオーダー」の3種類あります。
それぞれの特徴を抑えた上で、自社に見合った作り方を採用するのがおすすめです。
今回は、ノベルティの作り方や作り方の流れと併せて、ノベルティの配布目的や人気のノベルティ3選について解説します。
最後まで読むと、ノベルティの作成ポイントがわかり、質の高いノベルティが作成できます。
これからノベルティを作ろうと考えられている方は、ぜひ参考にしてください。
ノベルティの配布目的
ノベルティの主な配布目的は、以下2つです。
- 商品やサービスの宣伝
- 企業のブランディング
商品やサービスの宣伝
ノベルティは商品やサービスの宣伝方法の1つとして配布されます。
低コストでより多くの人に商品やサービスを認知させる宣伝効果を得られるため、近年ノベルティに力を入れる企業が多くなっています。
特におしゃれでセンスのいいノベルティは人気です。
ノベルティは企業名や企業ロゴを名入れしたものが一般的で、受け取った側に使ってもらうことで効果を発揮します。
おしゃれでセンスのいいノベルティは日常でも使えるため、長く愛用してもらえる可能性が高いです。
長く愛用してもらえれば、自然と企業を認知してもらえるでしょう。
また、思わず自慢したくなるようなノベルティであれば、SNSで話題になることもあります。
SNSで話題になれば、思った以上の宣伝効果が期待できるはずです。
企業のブランディング
ノベルティは名刺と同じ効果があり、企業のブランディングにも活用できます。
ノベルティを挨拶周りや商談などの営業活動に使えば、分かりやすく企業の価値やイメージを伝えられ、名刺よりも強い印象を残せるでしょう。
ただし、企業のブランディングを目的とする場合、デザインには注意が必要です。
デザインは企業のイメージに合わせたカラーや素材を選びましょう。
デザインが企業イメージと異なれば、整合性が取れず、期待するブランディング効果は得られません。
整合性が取れないデザインは、受け取った側に違和感を与え、良い印象を抱いてもらえないでしょう。
企業のブランディングをノベルティで成功させたいなら、伝えたい企業の価値やイメージを明確にした上で、制作に取り組む必要があります。
ノベルティの作り方3種類
ノベルティの作り方は主に3種類あります。
- 【作り方①】既製品名入れ商品
- 【作り方②】セミオーダーメイド
- 【作り方③】フルオーダー
それぞれの特徴を抑え、自社の希望に見合った作り方を選びましょう。
【作り方①】既製品名入れ商品
既製品名入れ商品とは、既製品に企業名や企業ロゴを名入れする制作方法です。
既製品の種類はさまざまで、ボールペンやメモ帳などの文房具、マスクやタオルなどの日用品など多くあります。
決まった商品の中から決まった場所に名入れすることが多く、オリジナル性では少々劣る面もあります。
しかし、3種類の中で一番コストが低く、短期間で手軽に注文できます。
ノベルティ制作が初めての方でも、比較的簡単に制作できるのが嬉しいポイントです。
【作り方②】セミオーダーメイド
セミオーダーメイドとは、商品のデザインを一定の選択肢から自由に選べる制作方法です。
たとえば、文字のサイズや色、商品の素材や形状などを選択できるケースが多いです。
既製品に名入れする方法よりコストと時間はかかるものの、少し特別感のあるノベルティを制作したい場合にぴったりの作り方と言えるでしょう。
配布する年齢層や性別などターゲットを明確にすると、セミオーダーメイドのメリットを活かした効果的なノベルティを制作できます。
【作り方③】フルオーダー
フルオーダーとは、商品の仕様やサイズ、素材などすべて自由に選択できる制作方法です。
3種類の中で一番コストが高く、費やす時間も多いですが、他社にはない完全なオリジナルノベルティを制作できるメリットがあります。
商品を購入してもらったり、契約してもらったり、ここぞという場面で配布したいときに有効的です。
配布目的を明確にし、「商品を購入して良かった」「契約して良かった」と思ってもらえるような少し高見えするノベルティがおすすめです。
\ノベルティの制作をお考えなら/
ノベルティの作り方の流れ7ステップ!
ノベルティ作りのおおまかな流れ7ステップをご紹介します。
【STEP1】目的やターゲット層を明確にする
【STEP2】予算を決める
【STEP3】制作会社・アイテム選び
【STEP4】見積依頼
【STEP5】打合せ
【STEP6】データ入稿・生産
【STEP7】納品
制作会社によっては、作り方の流れが前後するところもありますが、おおまかな流れは以下の通りです。
【STEP1】目的やターゲット層を明確にする
ノベルティ作りでは、目的やターゲット層を明確にするのが大切です。
目的やターゲット層によって安価なノベルティの方がいいのか、それとも高見えするノベルティがいいのか、効果的な商品の種類が変わってきます。
目的やターゲット層を明確にしないままノベルティを制作してしまうと、ノベルティから期待できる効果を十分に得られません。
本来期待できる効果を得るために、目的やターゲット層については自社で十分に話し合い、明確にしましょう。
【STEP2】予算を決める
目的やターゲット層を明確にしたら、予算を決めます。
予算は、費用対効果を考えて決めましょう。
高いノベルティを配布すれば、受け取った側の満足度は上がるかもしれませんが、費用に見合わなければ利益を得られません。
損をしないためにも、決められた予算の総額から必要な数量を把握し、商品1つあたりの単価予算を割り出しましょう。
【STEP3】制作会社・アイテム選び
予算が決まったら、次に制作会社とアイテムを選びましょう。
商品1つあたりの単価予算を参考に、目的やターゲット層に見合ったアイテムを選びましょう。
気になるアイテムによっては、さまざまな企業で制作できる場合もあります。
ノベルティ制作で後悔しないためにも、制作会社をいくつか比較しましょう。
価格や品質など比較した上で、自社に最適なものを選択できれば、満足度の高いノベルティへと仕上がります。
【STEP4】見積依頼
制作会社とアイテムに目星をつけたら、見積を依頼しましょう。
見積をお願いしたからといって、必ず制作をお願いしなければならないわけではありません。
検討している制作会社があれば、比較するためにいくつか見積依頼をお願いしておくと効率よく判断できます。
このとき、支払い条件や納期について確認しておくことも忘れないようにしましょう。
【STEP5】打合せ
見積を参考に制作会社が決まった次は、制作会社と打合せを行います。
打ち合わせでは、ノベルティを配布する目的やターゲット層、不明点などを制作会社と共有することが大切です。
共有しないまま制作に入ってしまうと、出来上がったときにイメージと違うものになってしまうかもしれません。
制作会社と綿密に打合せを重ねることで、満足のいく仕上がりになるでしょう。
【STEP6】データ入稿・生産
次は、データ入稿し生産という流れになります。
ノベルティの注文はデータ入稿がほとんどです。
指定のテンプレートに従って作成したデザイン、もしくはオリジナルのデザインをデータを入稿します。
入稿データをもとに、ノベルティの生産が始まります。
アイテムによってはサンプル品を作成してチェックする場合もありますので、制作会社に確認しましょう。
【STEP7】納品
完成したらノベルティが納品されます。
アイテムによっては納品が数日〜数週間かかる場合もあるため、事前に制作会社に確認しておくといいでしょう。
ノベルティの作り方のポイント4つ
ノベルティを作るときのポイントは、以下4つです。
- 【ポイント①】実用的なノベルティを作る
- 【ポイント②】センスのいいノベルティを作る
- 【ポイント③】コンパクトなノベルティを作る
- 【ポイント④】景品表示法に気をつけて作る
【ポイント①】実用的なノベルティを作る
実用的なノベルティは、誰がもらっても困るものではなく根強い人気があります。
ノベルティは使ってもらうことで効果を十分に発揮します。
文房具やカレンダーなどの実用的なものは、受け取った側にとって使いやすく企業を身近な存在として認識してもらえるでしょう。
身近な存在として認識してもらえれば、何か案件があったときに思い出してもらえ、ビジネスにつながる可能性もあります。
反対に、実用性がないノベルティは、受け取った側も扱いに困ってしまい、かえって企業の印象を悪くしてしまうこともあるでしょう。
ノベルティを通してビジネスチャンスを掴みたい場合は、誰がもらっても困らない実用的なものを作るのがポイントです。
【ポイント②】センスのいいノベルティを作る
ノベルティ作りでは、デザインに気を配りセンスのいいノベルティに仕上げるのがポイントです。
センスのいいノベルティは、自然と愛着が湧き、長く愛用してもらえます。
ノベルティは長く愛用してもらうことで効果を発揮するので、センスの良いノベルティはより効果的な販促活動に繋がるでしょう。
また、思わず自慢したくなるようなものであれば、SNSで話題になる可能性もあります。
SNSで話題になれば、想像以上に宣伝効果をもたらすでしょう。
センスのいいノベルティの多くは、普段使いできるシンプルなデザインです。
商品やサービスをアピールしたいからといって、宣伝要素が強すぎるデザインはやめましょう。
企業名や商品名が大きく目立つノベルティは、受け取った側が使いづらいと感じてしまうため、期待する宣伝効果が得られません。
企業のカラーやロゴを上手くデザインに取り入れ、受け取った側に長く愛用してもらえるノベルティを作りましょう。
【ポイント③】コンパクトなノベルティを作る
ノベルティ作りでは、ノベルティの大きさも大切なポイントです。
ノベルティの配布はイベント会場が多いため、大きくて持ち帰るのに困る大きさは受け取ってもらえません。
ノベルティは、配布することで企業のイメージをアップさせる狙いもあります。
受け取る側に「いらない!」と思われてしまうと、かえって企業の印象を悪くしてしまいます。
印象を悪くさせないためにも、ノベルティの大きさはコンパクトなものを意識するといいでしょう。
景品表示法に気をつけて作る
ノベルティ作りでは、景品表示法に気をつけましょう。
景品表示法とは、商品やサービスの品質、内容、価格等を偽って表示を行うことを規制し、消費者がより良い商品やサービスを自主的に選択できる環境を守るための法律です。
ノベルティは、景品表示法に基づく景品規制が適用されます。
景品規制では、景品の提供方法によって景品の限度額が決められています。
決められた限度額を超えて、ノベルティを制作すると景品表示法の違反となってしまいます。
違反を犯さないよう、景品表示法を十分に理解し注意しましょう。
人気のノベルティ3選
根強く人気のあるノベルティ3選をご紹介します。
- エコバッグ・トートバッグ
- ポーチ
- ボトル・タンブラー
1、エコバッグ・トートバッグ
エコバッグやトートバッグは、レジ袋が有料化になってから更に人気のアイテムとなりました。
ちょっとした買い物に使えるエコバックやトートバックは、非常に実用的でもらったら喜ばれるでしょう。
デザインに気を配り、おしゃれなエコバックに仕上げると、長く愛用してもらえるでしょう。
また、エコ素材を使用することで、SDGsへの取り組みをアピールできます。
近年、エコへの関心が高まりつつあるので、エコ素材を使用すれば、受け取った側に好印象を与えられるでしょう。
2、ポーチ
小物の整理に使えるポーチは、いくつあっても困らないグッズです。
クリアタイプのポーチは、清潔感と透け感からセンスの良さを感じさせます。
一目で中身が把握できるため、化粧品入れやお風呂セットを入れるのに最適です。
日常的にも使え、旅行やジムなど幅広いシーンで活用できるポーチは、多くの方から喜ばれるグッズといえるでしょう。
3、ボトル・タンブラー
ボトルやタンブラーは、実用的で高見えするため特別感のあるノベルティとして人気です。
エコの意識からボトル・タンブラーを持参する人は、以前にも増して多くなっています。
会社に持参して毎日デスクで使用している人も多いでしょう。
毎日使いたくなるようなおしゃれなボトルやタンブラーをノベルティとして配布すれば、認知度アップやイメージアップの効果を期待できます。
ターゲット層を意識して、日常使いできるデザインを取り入れると喜ばれるでしょう。
ノベルティ制作は自社に見合う方法を選ぼう!
この記事では、ノベルティの配布目的を確認し、ノベルティの作り方や作る流れ、作り方のポイントについて解説しました。
ノベルティは商品やサービスの宣伝方法の1つです。
ノベルティを配布することで、購入意欲を刺激して商品の販売を促進したり、自社やブランドを印象付けられたりと、低コストで大きな効果が得られます。
ノベルティの作り方には「既製品名入れ商品」「セミオーダーメイド」「フルオーダー」の3種類あるので、自社の目的に見合った作り方を選択するといいでしょう。
また、ノベルティは受け取った側に喜んでもらえるものでなければ作る意味がありません。
景品表示法を理解した上で、長く愛用してもらえるようなノベルティを作り、販促効果を最大化しましょう。
ノベルティを制作するならコシオカ産業
弊社・コシオカ産業はさまざまなノベルティを手掛けております。
弊社は、選りすぐりのデザイン事務所やプロモーション会社、ブランディング会社と提携し、お客様のニーズ・想いに合わせて最適な企画・デザインを提供しております。
また、商品企画からデザイン、設計、生産までを一貫して行っているのも弊社の強みの一つです。
お客様の気持ちに寄り添った提案を心がけておりますので、初めてのノベルティ制作の方でも大丈夫です。
ノベルティを制作する過程で、法律の知識も共有しながらサポートいたします。
ノベルティグッズの制作を考えている方は、ぜひ一度ホームページからお問い合わせください。
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