エコバッグは素材に注目!選ぶべきエコバッグとは?素材の特徴や選ぶポイントを解説

本記事は、ノベルティ制作会社「コシオカ産業株式会社 MONOCOTO Design Lab事業部」が執筆しております。

「エコバッグの素材にはどんな種類がある?」「それぞれの素材の特徴は?」と疑問を抱えていませんか?

近年、エコバッグは私たちの日常生活に欠かせないアイテムとなりました。

環境問題への関心が高まる中、スーパーやコンビニでの買い物時にレジ袋を使用するだけではなく、エコバッグを持ち歩くことが一種の「エコライフ」の象徴となっています。

しかし、エコバッグを選ぶ際に「素材」について深く考える人は意外と少ないかもしれません。

本記事では、エコバッグの素材に焦点を当て、各素材の特徴や環境への影響について詳しく解説します。

またエコバッグを選ぶポイントについても解説しているため、エコバッグの制作をお考えの方はぜひ参考にしてください。

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エコバッグとは?

エコバッグとは、レジ袋のような使い捨て袋に代わって、繰り返し使える袋のことです。

買い物や日常生活の中で、使い捨てのプラスチック袋の使用を減らし、ゴミの削減や資源の節約を目的として広く普及しています。

しかし、エコバッグは素材によって環境への影響が大きく異なるため、素材に注目して選ぶ必要があります。

エコバッグが何から作られているかに注目してみるといいでしょう。

エコバッグの素材の重要性とは?

エコバッグの素材は、耐久性や使い心地、さらに環境には大きな影響を与えます。

エコバッグを選ぶ際、デザインやサイズも重要ですが、素材の選択が環境への貢献度を左右する要素となります。

環境に優しい選択をするためには、素材の特性や製造プロセスがどのように地球環境に影響を与えるかを理解することが不可欠です。

エコバッグの主な素材7種類

エコバッグの主な素材は7種類あります。

・コットン
・ポリエステル
・ジュート
・ナイロン
・リネン
・不織布
・再生PET

それぞれの素材の特徴や環境への影響について解説します。

コットン

コットン素材のエコバッグは、天然素材であることから環境に優しい選択肢として人気があります。

コットンは生分解性があり、使用後に自然に戻るため、廃棄時の環境負荷が低いことが特徴です。

また、耐久性が高く、洗濯して繰り返し使えるため、長期間にわたって使用できます。

しかし、コットンの栽培には大量の水や農薬が必要であり、その生産過程では環境への負担が懸念されています。

オーガニックコットン製品を選ぶことで、環境負荷を軽減することが可能です。

ポリエステル

ポリエステル素材のエコバッグは、軽量で耐久性が高く、折りたたんでコンパクトに収納できるため、持ち運びに便利な点が特徴です。

また、撥水性があり、雨の日でも安心して使用できる点も魅力的でしょう。

しかし、ポリエステルは石油由来の合成繊維であり、生分解性がなく、廃棄後に自然環境で分解されにくいことが問題です。

製造時にも多くの二酸化炭素が排出されるため、環境負荷が懸念されます。

環境に配慮するためには、リサイクルポリエステルを使用した製品を選ぶのがおすすめです。

ジュート

ジュート素材のエコバッグは、植物由来の天然繊維であり、非常に環境に優しい選択肢です。

ジュートは成長が早く、栽培において農薬や化学肥料をほとんど必要とせず、環境への負荷が非常に少ない点が特徴です。

また、生分解性があり、使用後は自然に分解されるため、廃棄しても環境を汚染しません。

耐久性が高く、重いものでもしっかり運べるため、日常使いにも適しています。

しかし、ジュートは水に弱く、湿気や雨にさらされると劣化しやすいという欠点があります。

ナイロン

ナイロン素材のエコバッグは、非常に軽量で丈夫な合成繊維を使用しており、折りたたんでコンパクトに収納できる点が魅力です。

耐水性が高く、雨の日や水に濡れる場面でも安心して使えるのが特徴です。

また、耐久性に優れているため、長期間使用しても破れにくく、実用性に富んでいます。

しかし、ナイロンは石油由来の素材であり、生分解性がないため、廃棄後に環境に与える影響が懸念されます。

環境負荷を減らすためには、リサイクルナイロンを使用したエコバッグを選ぶのがおすすめです。

リネン

リネン素材のエコバッグは、天然の麻繊維から作られており、環境に優しい選択肢として注目されています。

リネンは生分解性があり、自然に戻るため、廃棄しても環境への負荷が少ないです。

また、耐久性が高く、軽量で通気性が良いため、長期間使用してもカビが生えにくいという特徴があります。

さらに、リネンは少ない水と農薬で栽培できるため、コットンよりも持続可能な素材とされています。

ただし、シワがつきやすいという性質があり、見た目の管理には少し気を使う必要があります。

不織布

不織布素材のエコバッグは、繊維を織らずに接着して作られた布状の素材で、軽量かつ手頃な価格で提供されるのが特徴です。

強度があり、耐久性もあるため、繰り返し使用することができます。

また、製造コストが比較的低く、大量生産が可能なため、キャンペーンやイベント用として広く利用されています。

しかし、不織布は主にプラスチック素材で作られることが多いため生分解性がなく、廃棄後は環境に悪影響を与える可能性があります。

再利用を心がけることで、環境負荷を軽減することができます。

再生PET

再生PET素材のエコバッグは、使用済みのペットボトルをリサイクルして作られた環境に優しい素材です。

PET(ポリエチレンテレフタレート)は非常に耐久性が高く、軽量で水や汚れに強いのが特徴です。

再生PETを利用することで、廃棄物の削減と資源の有効活用が促進され、環境負荷を軽減することができます。

また、折りたたみが可能なデザインが多く、持ち運びにも便利です。

ただし、再生PET自体は生分解性がないため、長期使用と適切なリサイクルを心がけましょう。

エコバッグを選ぶポイント5つ

エコバッグを選ぶポイントは、以下5つです。

・【ポイント①】素材の環境負荷を考慮する
・【ポイント②】耐久性を重視する
・【ポイント③】使用シーンに合わせてサイズを選ぶ
・【ポイント④】お手入れのしやすさで選ぶ
・【ポイント⑤】ファッション性を考慮する

【ポイント①】素材の環境負荷を考慮する

エコバッグを選ぶときは、素材の環境負荷を考慮するのがポイントです。

素材ごとに環境への影響は異なり、天然素材と合成素材では大きな差があります。

たとえば、コットンやリネン、ジュートといった天然素材は、生分解性があり、廃棄後も自然に戻るため環境への負荷が少ないです。

しかし、コットンは栽培時に大量の水や農薬を使用するため、オーガニック製品を選ぶと環境に配慮した選択となります。

ポリエステルやナイロンなどの合成素材は、耐久性や軽さが優れている反面、生分解されにくく、廃棄後に環境に悪影響を与えることが懸念されます。

リサイクル素材を使用したエコバッグを選ぶことで、資源の無駄を減らし、環境負荷を軽減することができます。

素材の環境負荷について考慮した素材を選ぶことで、SDGsにも貢献できるでしょう。

【ポイント②】耐久性を重視する

エコバッグを選ぶときに、耐久性を重視することは非常に重要です。

耐久性が高いエコバッグは、長期間にわたって使用でき、頻繁に買い替える必要がないため、結果的に資源の節約や廃棄物の削減に繋がります。

たとえば、コットンやキャンバス素材は厚手で丈夫なため、重い物でもしっかりと運ぶことができ、洗濯しても劣化しにくい点が魅力です。

また、ナイロンやポリエステル素材は、軽量ながら耐久性に優れており、破れにくく、折りたたんで持ち運びやすいです。

耐久性が高いエコバッグを選ぶことで、結果的にコストパフォーマンスが良くなり、環境にも優しい選択ができます。

【ポイント③】使用シーンに合わせてサイズを選ぶ

エコバッグを選ぶ際には、使用シーンに合わせてサイズを選ぶことが重要です。

例えば、日常の買い物では、比較的小さめのバッグや、折りたたんでコンパクトに収納できるタイプが便利です。

バッグに常備できるので、急な買い物にも対応しやすくなります。

一方、スーパーでのまとめ買いや市場での利用は、大容量かつ丈夫なエコバッグが適しています。

耐久性のある素材で作られた、底がしっかりしたバッグを選ぶと、重い荷物を運んでも安心です。

使用目的に合ったサイズを選ぶことで、利便性が向上し、エコバッグをより効果的に活用できます。

【ポイント④】お手入れのしやすさで選ぶ

エコバッグを選ぶときには、お手入れのしやすさも重要なポイントです。

エコバッグは、食品や日用品の運搬に使用するため、汚れやすい状況が多く、衛生的に保つためには洗いやすい素材を選ぶと便利でしょう。

たとえば、コットンやキャンバス素材は、洗濯機で洗えるため、お手入れが簡単で繰り返し清潔に使えます。

一方、ナイロンやポリエステル素材は水や汚れに強く、表面を軽く拭くだけで手入れができるため、手間がかかりません。

特に、食品の汁漏れや汚れが心配な場合、撥水加工が施されたバッグを選ぶと、日常のメンテナンスがさらに簡単になります。

お手入れが簡単なエコバッグを選ぶことで、衛生的に長く使用でき、持続可能な生活に貢献します。

【ポイント⑤】ファッション性を考慮する

エコバッグは、ファッション性も考慮して選ぶと楽しみながら持ち続けられます。

日常的に持ち歩くエコバッグは、デザインやカラー、素材の質感が自分のスタイルに合っていると使うたびに気分が上がり、持ち歩くのが楽しくなります。

たとえば、シンプルで洗練されたデザインや、トレンドに合わせたカラフルなプリント、ファッション性の高いロゴ入りのエコバッグなどが人気です。

また、キャンバスやリネンなど、素材自体がおしゃれな印象を与えるものも魅力です。

お気に入りのバッグを選ぶことで、エコ活動が自然と日常に溶け込み、無理なく続けることができます。

自分らしいエコバッグを見つけることが、持続可能なライフスタイルへの一歩になります。

エコバッグを選ぶときは素材に注目してみよう!

本記事では、エコバッグの素材の特徴と選ぶポイントについて解説しました。

エコバッグを選ぶときは、環境負荷、耐久性、使いやすさ、手入れのしやすさ、そしてファッション性など、さまざまなポイントを考慮することが大切です。

素材によっては環境に優しいものや長く使えるものがあり、使用シーンに合わせたサイズやデザインを選ぶことで、日常生活の中で便利に活用できます。

さらに、自分のスタイルに合ったデザインを選べば、エコバッグを持ち歩くことが楽しくなり、自然と環境保護の取り組みにもつながります。

お気に入りのエコバッグを見つけ、持続可能な生活を楽しみながら実践しましょう。

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