【徹底解説】不織布バッグとは?特徴から選ぶポイント、事例もご紹介

本記事は、ノベルティ制作会社「コシオカ産業株式会社 MONOCOTO Design Lab事業部」が執筆しております。

「不織布バッグって何?」「特徴や選ぶポイントは?」と疑問を抱えていませんか?

不織布バッグは、環境意識の高まりや実用性の面から注目を集めている素材製品です。

企業のプロモーション活動においても、使い勝手の良さからショッピングバッグやノベルティなどに活用されています。

本記事では、「不織布バッグとは何か」を中心に、その特徴や主な活用シーン、選ぶポイントについて詳しく解説します。

不織布バッグの基本的な理解を深め、日常やビジネスでの活用のヒントをぜひ見つけてください。

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不織布とは?

不織布とは、織ったり編んだりせずに、繊維を機械的、熱的、または化学的に結合させて製造された布状の素材です。

その名前の通り、一般的な織物のような織り目がありません。

不織布は軽量でありながら丈夫で、通気性や撥水性といった特性を持っています。

不織布バッグは、この不織布を使用して作られたバッグのことを指します。

一般的にポリプロピレン(PP)やポリエステル(PET)を主な原材料とし、環境負荷を低減できるエコバッグとして利用されることが多いです。

不織布バッグの特徴3つ

不織布バッグの特徴は、以下3つです。

・【特徴①】軽量かつ丈夫である
・【特徴②】環境にやさしい
・【特徴③】撥水性と通気性がある

【特徴①】軽量かつ丈夫である

不織布バッグは、繊維を織らずに熱や圧力で結合させて作られており、軽量でありながら高い耐久性を誇ります。

この製造方法により、バッグは薄くても繊維が均一に分布しており、荷重に強い構造を持ちます。

日常の買い物や資料の持ち運びなど、繰り返し使っても破れにくいため、実用性が高いのが特徴です。

また、軽量で持ち運びが簡単なため、イベントや展示会など、多くの人に配布するノベルティとしても最適でしょう。

この「軽さ」と「強さ」のバランスが、不織布バッグが幅広い用途で選ばれる理由の一つです。

【特徴②】環境にやさしい

不織布バッグは、環境への配慮が求められる現代において、エコロジーな選択肢として注目されています。

主にポリプロピレンやポリエステルを使用して作られ、リサイクル可能で廃棄時にも有害物質が出にくいのが特徴です。

また、繰り返し使用できるため、使い捨てのプラスチックバッグに代わる持続可能な代替品となります。

製造過程でも一般的な織物と比較して資源消費が少なく、環境負荷を軽減します。

さらに、一部の製品にはリサイクル素材が使われており、企業や個人がエコ意識をアピールする手段としても人気です。

持続可能な社会を目指すうえで、不織布バッグは身近で実践的なエコアイテムです。

【特徴③】撥水性と通気性がある

不織布バッグは、撥水性と通気性を併せ持つ特徴があり、実用性の高さが魅力です。

撥水性に優れているため、多少の水濡れや汚れから中身を保護することができ、食品や衣類などの持ち運びにも安心です。

一方で、適度な通気性もあるため、湿気がこもりにくく、バッグ内の物が蒸れるのを防ぎます。

この特性は、野菜や果物の持ち運びや、展示会資料などの保存に適しています。

不織布バッグは、撥水性と通気性のバランスが良いため、多様なシーンで活用可能です。

不織布バッグの主な活用シーン4つ

不織布バッグの主な活用シーンは、以下4つです。

・ショッピングバッグとして
・ノベルティとして
・イベントや展示会について
・医療や衛生グッズとして

ショッピングバッグとして

不織布バッグは、エコバッグとしてスーパーやショッピングモールで広く使用されています。

軽量さと丈夫さが特徴で、食料品や日用品など、比較的重いものでもしっかり運べるため、日常の買い物に最適です。

さらに、撥水性があるため、野菜や冷凍食品が多少濡れていてもバッグを汚しにくい点も利便性を高めています。

繰り返し使用できるため、使い捨てプラスチックバッグに代わる環境に優しい選択肢として支持されており、多くの小売店で販売、または配布されています。

カラフルなデザインやロゴ入りの不織布ショッピングバッグは、消費者にとって実用性だけでなくファッション性も兼ね備えたアイテムとなっています。

ノベルティとして

不織布バッグは、企業やブランドが顧客に配布するノベルティアイテムとして人気です。

実用性が高く、持ち帰った後も日常で繰り返し使われるため、長期間にわたって広告効果を発揮します。

企業ロゴやメッセージをプリントした不織布バッグは、視覚的にアピールするだけでなく、エコバッグとしての価値も加わり、企業の社会的責任を示す手段としても活用されています。

イベントや展示会での配布はもちろん、キャンペーン景品や顧客への感謝の品としても適しており、幅広いプロモーションシーンで役立ちます。

デザインの自由度が高い不織布バッグは、ブランドイメージ向上に貢献する効果的なツールです。

イベントや展示会について

不織布バッグは、イベントや展示会での配布物として非常に効果的です。

参加者がパンフレットやサンプル、ノベルティを持ち帰る際に便利で、主催者や企業のブランドを自然にアピールできます。

軽量かつ折りたたみやすい特性により、大量配布にも適しており、ロゴやイベント名をプリントすることで、記念品としての価値も高められます。

また、エコ意識が高まる中、使い捨てプラスチック袋の代替品として不織布バッグを選ぶことで、環境に配慮したイベント運営をアピールできるでしょう。

実用性とデザイン性を兼ね備えた不織布バッグは、参加者に喜ばれるだけでなく、イベント終了後も長期間使用されるため、広告効果が持続する優れたプロモーションツールです。

医療や衛生グッズとして

不織布バッグは、素材特性から医療や衛生分野でも活用されています。

不織布は撥水性と通気性に優れており、衛生的な環境が求められる場面で非常に適しています。

特に、軽量で耐久性があるため、医療器具や衛生用品の運搬や保管に便利です。

また、不織布は抗菌加工や防塵効果を付与することが可能で、衛生面での信頼性をさらに高めることができます。

医療現場では、患者用の個人持ち運びバッグや、使い捨てマスクやガウンの素材としても利用されています。

こうした衛生関連の用途に特化した不織布バッグは、清潔さと実用性を両立し、医療分野や関連施設で欠かせないアイテムとなっています。

不織布バッグを使ったノベルティ事例をご紹介

大学のオープンキャンパスで、不織布のバッグを配布しました。

大学のオープンキャンパスでは、不織布のトートバッグがノベルティとして人気があります。

不織布素材は軽量で丈夫なため、資料やパンフレットを持ち帰るのに非常に便利です。

さらに、コストが比較的低いため、多くの来場者に配布できるのも魅力です。

デザイン面でも、学校のロゴやスローガンをプリントすることで、参加者が日常的に使いながら宣伝効果も期待できます。

また、不織布はエコ素材としても注目され、環境意識の高い学生に好評です。

不織布バッグを選ぶポイント3つ

失敗しないノベルティ制作のポイント!失敗例や制作会社の決め方を解説

不織布バッグを選ぶポイントは、以下3つです。

・【ポイント①】目的に合わせたサイズと形状を選ぶ
・【ポイント②】デザイン性が高いものを選ぶ
・【ポイント③】素材の厚みから耐久性を考えて選ぶ

【ポイント①】目的に合わせたサイズと形状を選ぶ

不織布バッグのサイズと形状は、多様な用途に対応できるよう豊富なバリエーションが用意されています。

たとえば、日常の買い物には大容量のA3サイズやマチ付きのバッグが便利で、展示会やイベントでは資料やパンフレットを収納できるA4サイズのバッグが一般的に選ばれます。

また、小物やギフト用としては、コンパクトな形状のバッグも人気です。

形状については、ハンドル付きのトートバッグ型、持ち運びに便利なリュック型、折りたたみ可能なポケット型などがあります。

不織布バッグは、マチの有無や厚みによって収納力や用途が異なるため、目的に応じた選択が重要です。

【ポイント②】デザイン性が高いものを選ぶ

不織布バッグは、印刷面積が広くデザイン性が高いため、企業やブランドのプロモーションに最適なアイテムです。

バッグの正面や背面など、大きなスペースを活用してロゴやメッセージを印刷することで、視覚的なインパクトを強く与えられます。

さらに、不織布は印刷適性が高く、シルクスクリーン印刷や熱転写印刷、デジタル印刷など、さまざまな印刷技法で鮮やかなデザインを表現することが可能です。

また、素材や形状の自由度が高いため、フルカラーデザインやグラフィックアートなどの複雑なデザインも容易に再現できます。

これにより、ブランドイメージを強く印象付けたり、イベントのテーマに合わせたユニークなバッグを作成することが可能です。

魅力的なデザインはバッグの使用頻度を高め、長期的な広告効果を生み出します。

【ポイント③】素材の厚みから耐久性を考えて選ぶ

不織布バッグの素材の厚さは、その耐久性に大きく影響します。

一般的に、不織布の厚さは「gsm(グラム・パー・スクエアメートル)」で表され、数値が高いほど生地が厚く、耐久性も向上します。

たとえば、軽量で小物を入れる用途には50~70gsm程度の薄手の不織布が適していますが、買い物や資料を運ぶ際には90gsm以上の厚手素材が推奨されます。

厚みが増すほどバッグの耐荷重性や使用回数の耐久性が向上し、破れや摩耗に強くなります。

一方で、厚手になるほどバッグ自体の重量や製造コストが増加するため、用途や予算に応じた選択が重要です。

適切な厚さの素材を選ぶことで、機能性とコストパフォーマンスのバランスを最適化し、長期間にわたって使用できるバッグが実現します。

不織布バッグの特性を理解して有効的に活用しよう

この記事では、不織布バッグの特徴や活用シーン、選ぶときのポイントについて解説しました。

不織布バッグは、軽量で丈夫、かつ環境に優しい特性を持つエコバッグとして、日常生活やビジネスで幅広く利用されるアイテムです。

素材の特徴をよく理解することで、自分に合った不織布バッグを選び、活用することができます。

これからも進化し続ける不織布バッグに注目して、賢く使いこなしていきましょう。

不織布バッグのノベルティ制作ならコシオカ産業

弊社・コシオカ産業はさまざまなノベルティを手掛けております。

弊社は、選りすぐりのデザイン事務所やプロモーション会社、ブランディング会社と提携し、お客様のニーズ・想いに合わせて最適な企画・デザインを提供しております。

また、商品企画からデザイン、設計、生産までを一貫して行っているのも弊社の強みの一つです。

お客様の気持ちに寄り添った提案を心がけておりますので、初めて制作する方でも大丈夫です。

ノベルティ制作を考えている方は、ぜひ一度ホームページからお問い合わせください。

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