ノベルティを活用したロイヤルティプログラムの事例をご紹介｜得られる効果も解説
本記事は、ノベルティ制作会社「コシオカ産業株式会社 MONOCOTO Design Lab事業部」が執筆しております。
「ロイヤルティプログラムの効果って何？」「どんな風に取り組んだらいいの？」と疑問を抱えていませんか？
ロイヤルティプログラムを取り入れると、収益の向上や顧客との関係を強化できるなど、企業全体の成長に大きく貢献します。
ただし、顧客の満足度の低いロイヤルティプログラムは顧客離れにつながるため、注意が必要です。
本記事では、ロイヤルティプログラムから得られる効果、具体的な施策、事例、取り組むポイントについて解説します。
ロイヤルティプログラムの施策でお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
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ロイヤルティプログラムとは
ロイヤルティプログラムとは、顧客の継続的な忠誠心や関心を促進し、長期的な関係を築くために考えられたマーケティング戦略です。
既存顧客に特典を与え、リピート率や自社に対する価値が高まることを目指します。
代表的なロイヤルティプログラムの種類には、ポイントカード制度があります。
ロイヤルティプログラムから得られる効果
ロイヤルティプログラムから得られる効果は、以下4つです。
・【効果①】収益の向上が期待できる
・【効果②】顧客との関係を強化できる
・【効果③】競合他社と差別化できる
・【効果④】口コミ効果が期待できる
【効果①】収益の向上が期待できる
ロイヤルティプログラムを取り入れると、収益の向上が期待できます。
ロイヤルティプログラムに参加する顧客は、継続的に商品やサービスを利用する傾向があり、企業にとって大きな利益をもたらすでしょう。
また、ロイヤルティプログラムは顧客の購入履歴を追跡するのに役立ち、顧客の関心をひく新商品の提供が可能です。
顧客満足度が高まる戦略により、長期的な顧客ロイヤルティを構築し、結果的には会社全体の収益に大きく貢献します。
【効果②】顧客との関係を強化できる
ロイヤルティプログラムは、顧客との関係を強化する効果もあります。
企業は顧客が特定の商品やサービスを購入するたびに報酬を提供し、顧客ロイヤルティを高めます。
その結果、顧客からの信頼感が高まり、深い関係を構築できるのです。
ただし、顧客の満足度が低いロイヤルティプログラムは、顧客からの信頼感が得られず企業離れの原因となってしまいます。
顧客との関係を強化するためには、顧客の満足度が高いロイヤルティプログラムの導入が必要です。
【効果③】競合他社と差別化できる
ロイヤルティプログラムは、競合他社と差別化したいときに有効です。
企業独自のロイヤルティプログラムを導入すれば、顧客の関心を引き寄せ、市場での競争力を強化できます。
たとえば、二つのコンビニがあり、一方では購入者に特典がもらえるキャンペーンが実施されており、もう一方では何も実施していないとなればどうでしょうか。
何か特典をもらえるお店で買った方がお得感があり、ロイヤルティプログラムを導入しているお店の方に顧客が自然と集まります。
顧客の関心をひくようなロイヤルティプログラムを導入すれば、顧客の集客につながり、競合他社との差別化ができるのです。
【効果④】口コミ効果が期待できる
ロイヤルティプログラムを取り入れると、口コミ効果が期待できます。
たとえば、顧客が口コミサイトにレビューを投稿してくれた場合に、報酬として特典をつければ、多くの人から口コミを得られるでしょう。
顧客が商品の購買を決めるとき、実際の使用感がわかる口コミは非常に重要視しています。
口コミで好評価が集まれば、口コミが顧客を呼び寄せ、新規顧客の開拓やリピート客の獲得につながるでしょう。
ロイヤルティプログラムの導入は、口コミによるマーケティングを促進し、企業全体にビジネスチャンスを生み出します。
ロイヤルティプログラムの具体的な7つの施策
ロイヤルティプログラムの具体的な7つの施策をご紹介します。
・ポイントプログラム
・会員ランクプログラム
・購入額ベースプログラム
・友人紹介プログラム
・キャッシュバックプログラム
・有料プログラム
・無料特典プログラム
ポイントプログラム
ポイントプログラムは、企業が顧客に商品やサービスの購入を促すために行われるインセンティブ制度です。
顧客が商品やサービスの利用をするとポイントが付与され、後日商品やサービスの割引や特典交換などに使用できます。
ポイントを獲得する方法は、企業によって異なりますが、一般的には下記のような方法で獲得できます。
ポイントプログラムの導入は、顧客の忠誠心を高め、リピート購入を促進するための効果的な手段です。
会員ランクプログラム
会員ランクプログラムとは、一定の購入額を超えると、顧客のランクがレベルアップし、さらに良い特典が得られるという仕組みです。
たとえば、航空会社で採用されている会員ランクプログラムでは、搭乗回数や飛行距離に応じて会員ランクが定められています。
会員ランクが上がれば上がるほど、上質なサービスを受けられるため、ランクアップを目指して利用する人も多いでしょう。
このように、ランクに応じた特典を提供することで、顧客のモチベーションを上げ、購入額のアップやリピート促進につなげられます。
購入額ベースプログラム
購入額ベースプログラムとは、購入回数や金額の多い顧客を優良顧客と提議し、特典を提供する施策です。
具体的には、購入頻度や金額に応じてポイントを付与し、特別な顧客体験や割引サービスを提供します。
購入額プログラムは顧客満足度の向上や新規顧客の獲得に寄与します。
友人紹介プログラム
友人紹介プログラムとは、顧客が友人や家族を紹介してくれた場合に特典を提供する仕組みです。
顧客維持戦略の一環で、自社の製品やサービスを継続的に購入したくなるような動機付けを顧客に与え、顧客が他社に流出するのを防ぎます。
友人紹介プログラムは、企業に対して顧客の信頼がなければ成り立ちません。
顧客からの信頼を積み重ねることで、顧客を紹介してもらえ、その結果収益の向上や新規顧客の開拓につながります。
キャッシュバックプログラム
キャッシュバックプログラムとは、顧客が特定の金額を支払うことで、見返りとしてポイントを獲得できます。
たとえば、1000円購入したら10円に値するポイントがもらえ、もらったポイントは次回の買い物で利用できる仕組みです。
商品やサービスを多く利用してくれる顧客に報酬を提供することで、顧客をつなぎ止め、さらに購入を促進させる効果があります。
有料プログラム
有料プログラムとは、顧客に特定の特典やサービスを提供するために、会費を支払うことを求めるプログラムです。
このプログラムを利用する顧客には、継続的な特典を享受できます。
たとえば、月額1,000円の会員に登録すれば、毎月5％割引で買い物ができるようにしたり、ポイント付与率がアップしたりするなどがあります。
有料プログラムは安定した収益が見込める上、競合他社より一歩先をいく戦略で差別化を図れます。
無料特典プログラム
無料プログラムでは、優良顧客に製品やサービスを無償で提供する仕組みです。
顧客へ日頃の感謝が伝えられ、顧客満足度や企業イメージの向上につながる効果があります。
無料特典プログラムでは、商品のサンプルやノベルティなどを配布するケースが多いです。
無料プログラムを上手く活用することで、優良顧客への育成と囲い込みにつながるため、企業価値の向上や顧客維持につながります。
ロイヤルティプログラムを実施するときのポイント3選
ロイヤルティプログラムを実施するときのポイントは、以下3つです。
・【ポイント①】参加しやすいプログラムを採用する
・【ポイント②】価値のある顧客体験を提供する
・【ポイント③】定期的にアンケートを実施する
【ポイント①】参加しやすいプログラムを採用する
ロイヤルティプログラムを実施するときは、顧客にとって参加しやすいプログラムを採用しましょう。
参加するのにハードルが高いプログラムは、顧客のモチベーションを下げ、商品やサービスの利用につながらない可能性もあります。
たとえば、個人情報を多く入力しなければならないプログラムの場合、顧客から敬遠されてしまうかもしれません。
顧客の立場になって考えた簡単に参加できるようなプログラムであれば、良い印象を持ってもらえ、利用促進につながるでしょう。
【ポイント②】価値のある顧客体験を提供する
ロイヤルティプログラムでは、価値のある顧客体験を提供しましょう。
価値のある顧客体験を提供すれば、企業のイメージや価値の向上、リピート率アップ、口コミ効果が期待できます。
とくに顧客が参加することでしっかり見返りが得られるような顧客体験を取り入れるのがおすすめです。
顧客が利用すればするほど還元される仕組みであれば、顧客の満足度も上がり、企業全体の大きな利益となって返ってくるでしょう。
【ポイント③】定期的にアンケートを実施する
ロイヤルティプログラムでは、定期的に顧客へアンケートを実施するようにしましょう。
顧客へのアンケートは、企業がより良い姿であり続けるための指針となります。
定期的に企業やプログラムに対する評価を顧客から得ることで、改善点を見いだし、プログラムを最適化させることが大切です。
ノベルティを活用したロイヤルティプログラム事例
11周年記念を迎えるにあたり、顧客への感謝の気持ちを込めてノベルティを制作し、店舗来店時にプレゼントしました。
ノベルティには、ものだけではなく、ECサイトへ誘導するQRコード付きのプロモーションカードを添えて配布。
その結果、来店が難しいお客様に対しても商品やサービスの提供ができ、お客様とのつながりを確保できました。
お客様に感謝の気持ちを伝えられ、顧客との関係強化につながりました。
自社の顧客に見合うロイヤルティプログラムを実施しよう
この記事では、ロイヤルティプログラムから得られる効果、具体的な施策、事例、取り入れるポイントについて解説しました。
ロイヤルティプログラムは、顧客との関係を強化することでリピート率の向上や新規顧客の開拓にもつなげ、企業にとって大きな利益をもたらす重要な戦略です。
ただし、顧客のニーズに合わないロイヤルティプログラムは意味がありません。
自社の顧客ニーズに応えたロイヤルティプログラムを導入するのが大切です。
顧客のニーズをしっかり分析した上でプログラムを導入し、定期的に顧客に耳に傾けることで改善点を見いだしましょう。
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また、商品企画からデザイン、設計、生産までを一貫して行っているのも弊社の強みの一つです。
お客様の気持ちに寄り添った提案を心がけておりますので、初めて制作する方でも大丈夫です。
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